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デンオン TUA-300, TUA-400

デンオンのレシーバーTUA300、TUA400の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

TUA400

オーディオテクニカ AT-VM35F

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35Fの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

AT

ADC ADC10/E MK-IV

ADCのカートリッジADC10/E MKIVの広告(輸入元:今井商事)
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

ADC

リーク Sandwich 300, Sandwich 600

リークのスピーカーシステムSandwich 300、Sandwich 600の広告(輸入元:アルカ)
(ステレオ 1972年11月号掲載)

Leak

シュアー V15 TypeII, M91ED

シュアーのカートリッジV15 TypeII、M91EDの広告(輸入元:バルコム)
(ステレオ 1972年11月号掲載)

Shure

Lo-D HS-220T, HS-320, HS-350, HS-420, HS-500, HS-1400W, IA-600, IA-1000, SR-300, SR-600, PS-11, PS-33, PS-77

Lo-DのスピーカーシステムHS220T、HS320、HS350、HS420、HS500、HS1400W、プリメインアンプIA600、IA1000、レシーバーSR300、SR600、アナログプレーヤーPS11、PS33、PS77の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Lo-D1

ソニー SS-7200, SS-7300, TA-1140, ST-5140, STR-6550, PS-2300, PS-2400, TC-6360A, TC-6400, SU-3400

ソニーのスピーカーシステムSS7200、SS7300、プリメインアンプTA1140、チューナーST5140、レシーバーSTR6550、アナログプレーヤーPS2300、PS2400、オープンリールデッキTC6360A, TC6400、ラックSU3400の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Sony

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

TDK

ヤマハ S-3Q

ヤマハのシステムコンポーネントS3Qの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Yamaha

ソニー TC-9700, TC-2130A

ソニーのオープンリールデッキTC9700、カセットデッキTC2130Aの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

TC2130

ローテル RS-600, RX-150

ローテルのスピーカーシステムRS600、レシーバーRX150の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

ROTEL

サンスイ AU-888, TU-888

サンスイのプリメインアンプAU888、チューナーTU888の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

AU888

サンスイ SP-30, SP-70, SP-150

サンスイのスピーカーシステムSP30、SP70、SP150の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

SP70

グレース F-8F

グレースのカートリッジF8Fの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Grace

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-1009

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、トーンアームAT1009の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

AT

サンスイ QS-1, QS-100

サンスイの4チャンネルデコーダーQS1、4チャンネルアダプターQS100の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

QS1

オットー RD-4300

オットーのカセットデッキRD4300の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

OTTO

ダイナコ A-25XS

ダイナコのスピーカーシステムA25XSの広告(輸入元:今井商事)
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

dynaco

日立 LNC

日立のカセットテープLNCの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

LNC

デンオン DP-5000, DP-5500

デンオンのターンテーブルDP5000、アナログプレーヤーDP5500の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Denon

ラックスキット A-3300, A-33, A-3500

ラックスキットのコントロールアンプキットA3300、電源キットA33、パワーアンプキットA3500の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

LuxKit

メモレックス MEMOREX

メモレックスのオープンリールテープ、カセットテープMEMOREXの広告(輸入元:パイオニア)
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

MEMOREX

オンキョー E-53A, U-4500

オンキョーのスピーカーシステムE53A、U4500の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

E53A

ナガオカ 0.5mil DIAMONDSTYLUS

ナガオカの交換針0.5mil DIAMONDSTYLUSの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Nagaoka

JBL L100 Century

岩崎千明

スイングジャーナル 1月号(1971年12月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より

 ここで今さら、JBLセンチュリーのよさをうんぬんするまでもなく、すでにオーディオ誌やレコード雑誌において、多くの評論家諸氏の圧倒的な賛辞を一身にあつめたこのスピーカー・システムは、JBLの傑作である。
 JBLのシステムを大別するとランサー・シリーズと呼ばれる系統の製品と、従来からのユニットを主力とした組合せシステムの2系統がある。
 ランサー・シリーズは、いわゆるLEシリーズのユニットを中心として組み合わせたものをもってスタートしたが、ジム・ランシングという創始者の名をもじったランサーというこの名称からも分る通り、JBLの家庭用システムの主力を形成している。これに対して従来からの高能率型ユニットを組み合わせたシステムは業務用および高級マニア向けともいえよう。ランサー・シリーズによってJBLはメーカーの姿勢とその狙う需要層とを大きくかえたともいえる。
 つまり業務用にも準じる超高級システムを少量生産するメーカーから、大きく基模を拡大して、家庭用音楽システムのメーカーと変革をとげたのであった。その尖兵として、いみじくも槍騎兵ランサーと名付けたシステムが登場したわけである。
 このランサー・シリーズには、すでに傑作中の傑作といわれたランサー77を始め、ローコスト型44、さらに現在の米国の市場で驚異的な売行きをみせているランサー99があり、その最高ランクが例の101である。ランサー・シリーズの成功が、JBLをしてこの延長上の製品をつぎつぎと発売させるきっかけとなったのはいうまでもない。
 このセンチュリーも、新時代のスピーカー・システムとして、指向性の一段の改善ということを加えた新型のランサー系のシステムである。センチュリーを含めランサー系のシステムのもっとも大きな特長は、このシリーズ独特ともいい得る、まるでそよ風を思わせる超低音の豊かな息づかいである。この超低音は、ブックシェルフ型といわれる寸法的な極端な制限を受ける現代の家庭用システムとしては、まったく信じられぬくらいの低域に達する低音限界レンジのためである。このfレンジは、さすがのARのオリジナル・システムさえもしのぐほどで、これがJBLランサー・シリーズの華麗なサウンドの大きな根底ともなっているわけだ。
 もっともこの超低音とよくバランスする高音のすばらしい伸び、ずばぬけた指向特性は、豊かな低音エネルギーをよりひきたたせているし、さらにJBLの従来からの音楽に対する良識の現われともいうべき中音部の豊かさも失われることなく、ランサーの大きな魅力となっているのはいうまでもない。このように豊かな音響エネルギーに加えて広いfレンジとがJBLの現代的志向であるのは当然で、その成果のひとつの頂点として、ここにあげるセンチュリーの存在の意義とそれに対する賛辞の集中とがあるのである。
 指向性の改善に登場したフォーム・ラバー・ネットは、このセンチュリーの外観的な最大の特長で、カラーがチョコレート、オレンジ、ライト・ブルーとあり、サウンドともどもその風格に現代性をガッチリと植えつけて、モダンなスタイルを作る。
 最近、私はこのセンチュリーを愛用のエレクトロボイス社エアリーズと並べ、比較使用したがJBLセンチュリーの一段と解像力を上まわるのを知らされ豊かさにおいてひけをとらぬエアリーズより、現代的サウンドをJBLセンチュリーから感じとった。
 このJBLシステムをより以上生かすのには、手元にあった8万円台の国産アンプが好適であった。それはラックス507Xでありトリオ7002で、これに準じた高出力のトランジスター・アンプが欲しい。ただ、案に相違して手元の管球アンプよりこれらの石のアンプが優れていたのが興味ぶかかった。