オットーのスピーカーシステムSX-P5の広告
(スイングジャーナル 1980年7月号掲載)
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オットー SX-P5
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on 1980年6月20日
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オットー SX-P5
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on 1980年6月15日
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井上卓也
ステレオサウンド 55号(1980年6月発行)
「SOUND QUARTERLY 話題の国内・海外新製品を聴く」より
SX−P5は発泡金属コーンウーファーと全面駆動フィルムトゥイーターを採用した3ウェイ・ブックシェルフ型システムだ。
口径25cmウーファーは、オットー独自の開発による、ニッケル発泡金属、ポーラスメタルを振動板に採用した特長があり、既発売のSX−P1/2/3に採用し、実績をもつタイプである。今回は、従来のウーファーユニットをベースに一段と改良が加えられているが、主な点は、磁気回路を強化する目的で、フェライト磁石よりも磁束密度が高いストロンチウムフェライト磁石の直径120mmのタイプが使われていることだ。スコーカーは、振動板に高剛性3層構造アルミを使った口径80mmの逆ドーム型であり、位相特性上でメリットがあるとのことだ。トゥイーターは、振動板に米国NASAで開発された特殊耐熱樹脂ポリイミドフィルム面にボイスコイルを耐熱接着した全面駆動型で、振動板前面にはショートホーンが付く。なお、磁気回路は希土類マグネット採用である。
ネットワークはとくにコンデンサーを重視し、フィルム型、ネットワーク専用電解型を新開発。エンクロー樹は、表面ブピンガ材仕上げ20mm厚パーチクルボード製ツインダクト・バスレフ型である。
SX−P5はナチュラルな帯域感と穏やかでしっとりした表情のある音である。音の粒子は細かくキャラクターが少ない。
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