Tag Archives: PM95

マランツ PM-95

井上卓也

ステレオサウンド 94号(1990年3月発行)
特集・「いまこれだけは聴きたい ’90エキサイティングコンポーネント プリメインアンプ×スピーカーの相性テスト」より

JBL XPL200との相性
穏やかで線の太い、一種の粗さがある音ではあるが、やや共鳴気味の低域をベースに、一応納得できるレベルの音を聴かせる。「コリオラン」でのホールの暗騒音成分も音として聴かせるだけの能力があり、使いこなせば本来の特徴を引き出せそうなレベルの音だ。A級動作は少しハイファイ調ではあるが、ベストサウンドである。

マランツ PM-95

井上卓也

ステレオサウンド 94号(1990年3月発行)
特集・「いまこれだけは聴きたい ’90エキサイティングコンポーネント プリメインアンプ×スピーカーの相性テスト」より

パイオニア S-1000Tとの相性
安定感があり、平均的な要求では、立ち上がりの良い明快で適度にドライブ感のある音と、すっきりとしたプレゼンスが楽しめるスタンダードな音である。A級動作ではローレベルのナチュラルさ、生き生きとした表情の豊かさ、ベール感のないナチュラルなプレゼンスが加わり、これこそ異次元の世界の音というにふさわしい。

マランツ PM-95

井上卓也

ステレオサウンド 94号(1990年3月発行)
特集・「いまこれだけは聴きたい ’90エキサイティングコンポーネント プリメインアンプ×スピーカーの相性テスト」より

タンノイ Stirling/HWとの相性
低域が柔らかく、高域が硬質で独特のホーン型らしいキャラクターを持つスピーカーの特徴を標準的に引き出すアンプである。基本的に無駄な広帯域再生を指向しない安定感の良い音を特徴とするメリットが活かされた鳴り方である。A級動作は音と音の間がきれいに分離して聴ける印象があり、素直でプレゼンスの良さが魅力だ。