Tag Archives: PC20

パイオニア PC-20-LS

パイオニアのカートリッジPC20LSの広告
(スイングジャーナル 1970年11月号掲載)

PC20

パイオニア PC-20-LS

パイオニアのカートリッジPC20LSの広告
(スイングジャーナル 1970年10月号掲載)

PC20

パイオニア PL-41A, PC-20, PP-301

パイオニアのアナログプレーヤーPL41A、カートリッジPC20、ヘッドシェルPP301の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

PL41

パイオニア PL-41A, PC-15, PC-20, PP-301

パイオニアのアナログプレーヤーPL41A、カートリッジPC15、PC20、ヘッドシェルPP301の広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

PL41

パイオニア PL-31D, PC-15, PC-20, PP-301

パイオニアのアナログプレーヤーPL31D、カートリッジPC15、PC20、ヘッドシェルPP301の広告
(スイングジャーナル 1970年1月号掲載)

PL31D

パイオニア PC-20

瀬川冬樹

ステレオサウンド 12号(1969年9月発行)
特集・「最新カートリッジ40機種のブラインド試聴」より

 低域から中域にかけての音域がやや弱く、高域端が上がっているようなバランスで、腰が弱いがあたりはやわらかく、耳あたりのよい音質である。繊細感も適度にあってひずみも少なく美しい。ピアノのタッチはやわらかすぎるきらいがあるが、こまかい音もよく出る。ただ、中音域の力が弱いせいか音が平面的で、ややこもり気味のところがある。弦合奏はよく溶け合うが、躍動感に欠けてきれいごとの感じ。ロスアンヘレスは多少ふくらみ声で、おもしろ味に欠けるが、耳あたりがやわらかい。ヴェルディでは、さすがに内声部の厚みに掛けて、特に男声の美しさが感じられない。総じて柔らかすぎる印象だが、バッググラウンド的に聴き流すには好適の音のように思う。

オーケストラ:☆☆☆☆
ピアノ:☆☆☆★
弦楽器:☆☆☆☆
声楽:☆☆☆★
コーラス:☆☆☆★
ジャズ:☆☆☆★
ムード:☆☆☆★
打楽器:☆☆☆★
総合評価:70
コストパフォーマンス:80