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ダイヤトーン DS-251MKII, DS-261

ダイヤトーンのDS251MKII、DS261の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

DS261

ダイヤトーン DS-251MKII

井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 名実ともにベストセラースピーカーシステムとして定評の高い製品である。整然と音を整理して聴かせる、このシステムの性格はダイヤトーンモニターの系譜を受継いだものだ。

ダイヤトーン DS-251MKII

瀬川冬樹

ステレオサウンド 29号(1973年12月発行)
特集・「最新ブックシェルフスピーカーのすべて(下)」より

 改良型のデザインはシャープで垢抜けしている。国産スピーカーの中でも良いデザインの方だが、外観もさることながら、従来は背面についていたレベルコントロールがバッフル面についたことの方が、ユーザーにとってはありがたい。というのは、この製品についているスーパー・トゥイーターが、レベルセットのスイッチを「インクリーズ」のポジションにした場合だけ動作して、音にピリッとスパイスを利かせ、「ノーマル」や「ディクリーズ」では切離されるという独特な設計であるだけに、その日の気分や聴く曲によって、ふつうのスピーカーの場合よりもいじる機会が多いからだ。ところでかんじんの音質だが、おおすじでは変っていない。28号の251のところで書いた中域の張りは最近のダイヤトーンの音のポリシィとしてむしろ強まっているし、中低域で箱の共鳴ふうの、(原因は違うかもしれないが)音をふくらませる性質も、目立って変ったようには聴きとれなかった。細かくみると良くなった点もある反面価格もペアで7千円上ってしまったので、価格ぬきで評価すれば28号とほぼ同点だが、綜合評価では0・5マイナスということになった。

周波数レンジ:☆☆☆
質感:☆☆☆
ダイナミックレンジ:☆☆☆☆
解像力:☆☆☆
余韻:☆☆
プレゼンス:☆☆☆
魅力:☆☆☆

総合評価:☆☆☆

ダイヤトーン DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS251、DS301の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

ds251

ダイヤトーン DS-251, DS-22B MKII, DS-34B MKII

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS251、DS22B MKII、DS34B MKIIの広告
(スイングジャーナル 1972年7月号掲載)

DS34B

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1972年5月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301, DA-U600, DA-F900, DA-R300

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301、プリメインアンプDA-U600、チューナーDA-F900、レシーバーDA-R300の広告
(スイングジャーナル 1971年12月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-251, DA-30T, DP-73B, DT-4000

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS251、レシーバーDA30T、アナログプレーヤーDP73B、カセットデッキDT4000の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

DS251

ダイヤトーン DS-22BMKII, DS-31CMKII, DS-34BMKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22BMKII、DS31CMKII、DS34BMKII、DS251、DS301の広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-251

瀬川冬樹

ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より

 とび抜けて高音が強調された感じに聴こえる。ちょうど、アンプのトーン・コントロールで高音を上げたような、しり上がりの強調感で、そういう部分に影響されてか、中音がひどく引っ込んで聴こえてしまう。念のために、バランス調整スイッチをDECREASEにしてみたが、それだけではバランスがとりきれない。そこでアンプのトーン・コントロールでハイを相当に絞ってみると、一応バランスの良い音質になって、しかもそうしてみると、各音域の質そのものは決して悪くなく、ユニットの素性はなかなか良さそうに思えた。キャビネットの工作やグリルネットの意匠なども美しく、ネットを外したときのユニットの仕上げもみごとなものだ。低音から中高音にかけての音のつながりに、もうひと息、スムーズさがあれば相当に良いシステムだろうと思う。

採点表
大編成:★★
小編成:★★
独奏:★★
声楽:★★
音の品位:★★
音のバランス:★★
音域の広さ:★★★
能率:★★
デザイン:★★★★
コストパフォーマンス:★★