Tag Archives: DS22

ダイヤトーン DS-22BR

瀬川冬樹

ステレオサウンド 36号(1975年9月発行)
特集・「スピーカーシステムのすべて(上)最新40機種のテスト」より

 中域のよく張った、ダイヤトーン製品に共通のバランスがこのスピーカーにも一貫して聴きとれる。ローコストの製品の中には、中~高音のやかましさを抑えるために適度に中域を抜くという手の使われる場合があるが、このスピーカーの場合は全くオーソドックスに、低音から高音まで、中身のいっぱい詰ったゴマ化しのない音がする。聴感上の周波数レインジは必ずしも広いとはいえないが、この価格でよくここまで本格的にとりくんだものだと感心させられる。したがって、カートリッジやアンプの音色の違いを正直に鳴らし分ける。これと対照的なエレクトロリサーチの300と聴きくらべると、ダイヤトーン独特の張りつめたような音質がことさら硬質に感じられて、音楽の柔らかな表情をどこか一本調子で鳴らすという傾向が少し気になるので、そうした面を少しでも補うには、アンプやカートリッジに、音の表情の豊かな、ニュアンスの濃やかな製品を組み合わせるように工夫したい。やや高めの頑丈な台にのせる。背面は固い壁がよい。

ダイヤトーン DS-22BR

井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 2ウェイ構成、バスレフ型というダイヤトーンモニターの伝統を受け継いだ唯一のシステムである。バスレフ型独特ののびのある低音は個性があり、聴いていて実に楽しい感じだ。

ダイヤトーン DS-22BR

瀬川冬樹

ステレオサウンド 29号(1973年12月発行)
特集・「最新ブックシェルフスピーカーのすべて(下)」より

 ダイヤトーン製品に共通の中音域のよく張った特徴を持っているにしても、その中では音のバランスに関するかぎり最もくせの少ない製品と聴きとれた。たとえば前号げてふれたDS26Bあたりの中域の張り出した音質は私には少々やりきれないほどやかましく感じられる場合があったが、22BRではそういうこともなく、すべてのプログラムを通じてあまり過不足を感じさせないうまいバランスを保っていた。ただしこれもダイヤトーン製品に共通の、高音域をある点からスパッと切る作り方は22BRでも同じらしく、少なくとも聴感上はハイがスッと延びているようには聴こえず、ステレオの音場の漂うような繊細感が感じられない。音の表情のしなやかさを出すというタイプでなく、生真面目に音をきちんと鳴らすという感じである。ことに弦の独奏や合奏では、音の芯の硬さがいまひと息とれてほしいように思う。パワーにはわりあい強いタイプで、ジャズの実況録音(”Live at Junk”)をかなりの音量で鳴らした場合も音がくずれたり濁ったりせずによく延びて、快適な音を聴かせてくれた。国産のローコスト型としては水準以上の立派な出来だと思う。

周波数レンジ:☆☆☆
質感:☆☆☆
ダイナミックレンジ:☆☆☆
解像力:☆☆☆
余韻:☆☆
プレゼンス:☆☆☆
魅力:☆☆☆

総合評価:☆☆☆

ダイヤトーン DS-251, DS-22B MKII, DS-34B MKII

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS251、DS22B MKII、DS34B MKIIの広告
(スイングジャーナル 1972年7月号掲載)

DS34B

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1972年5月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301, DA-U600, DA-F900, DA-R300

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301、プリメインアンプDA-U600、チューナーDA-F900、レシーバーDA-R300の広告
(スイングジャーナル 1971年12月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22BMKII, DS-31CMKII, DS-34BMKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22BMKII、DS31CMKII、DS34BMKII、DS251、DS301の広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-34B MKII, DS-22B MKII, DS-301, DA-44UA, DP-82B, DT-1500

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS34B MKII、DS22B MKII、DS301、プリメインアンプDA44UA、アナログプレーヤーDP82B、オープンリールデッキDT1500の広告
(スイングジャーナル 1970年11月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B, DA-33U

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B、プリメインアンプDA33Uの広告
(ステレオ 1970年4月号掲載)

Diatone

ダイヤトーン DS-22B, DA-33U

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B、プリメインアンプDA33Uの広告
(ステレオ 1970年3月号掲載)

DS22B

ダイヤトーン DS-22B, DA-33U, DA-44U

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B、プリメインアンプDA33U、DA44Uの広告
(ステレオ 1969年9月号掲載)

DS22B

ダイヤトーン DS-22B

菅野沖彦

ステレオサウンド 10号(1969年3月発行)
特集・「スピーカーシステムブラインド試聴」より

 バランスのよくとれたシステムで音色も切れ込みもよい美しいもの。再生音のスケールは大きくないが緻密なクオリティで好ましい。オーケストラやジャズでは小じんまりした感じはあるが音がよく立ち、生き生きしている。ピアノのクオリティが、やや不安定なのが気になったが、この他はすべてスムーズに通った。透明度も高くよく抜けるシステムだ。抜ける感じは何によるものかは全体の問題としてきわめて興味深く、また難しい問題だと思う。