Monthly Archives: 11月 1972 - Page 3

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611, MR-711

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611、MR711の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

micro

トリオ KA-4004, KA-6004, KT-4005, KT-6005

トリオのプリメインアンプKA4004、KA6004、チューナーKT4005、KT6005の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

ka6004

オンキョー Integra A-755, Integra A-766, Integra T-455

オンキョーのプリメインアンプIntegra A755、Integra A766、チューナーIntegra T455の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

onkyo

オンキョー FR-12AS, U-2500, U-3500, Radian-III

オンキョーのスピーカーシステムFR12AS、U2500、U3500、RadianIIIの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

onkyo1

ビクター SX-3, JL-B55, JL-B77

ビクターのスピーカーシステムSX3、アナログプレーヤーJL-B55、JL-B77の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

victor

東芝 PT-415, PT-490

東芝のカセットデッキPT415、PT490の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

pt490

ラックス LX77

ラックスのスピーカーシステムLX77の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

lux1

B&W 70 Continental, DM-1

B&Wのスピーカーシステム70 Continental、DM1の広告(輸入元:ラックス)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

bw

Lo-D SR-300, SR-600

Lo-DのレシーバーSR300、SR600の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

sr300

オットー DCA-350X

オットーのプリメインアンプDCA350Xの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

otto1

サテン M-11, M-14, M-15

サテンのカートリッジM11、M14、M15の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

satin

グレース F-8E

グレースのカートリッジF8Eの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

f8e

パイオニア CS-R30, CS-R50, CS-R70

パイオニアのスピーカーシステムCS-R30、CS-R50、CS-R70の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

cs-r50

ラックス WL550

ラックスのチューナーWL550の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

wl550

リーク Sandwich 300, Sandwich 600

リークのスピーカーシステムSandwich 300、Sandwich 600の広告(輸入元:アルカ)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

leak

ダイナコ A-25XS

ダイナコのスピーカーシステムA25XSの広告(輸入元:今井商事)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

a25xs

ソニー ULM-33

ソニーのスピーカーシステムULM33の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

ulm33

コーラル Stage-1, Stage-3, Stage-5, Stage-7, FLAT-8S, FLAT-10S, FLAT-8, FLAT-10

コーラルのスピーカーシステムStage1、Stage3、Stage5、Stage7、FLAT8S、FLAT10S、スピーカーユニットFLAT8、FLAT10の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

coral

エレクトロボイス SEVEN·C, Sentry IVA

エレクトロボイスのスピーカーシステムSEVEN·C、Sentry IVAの広告(輸入元:テクニカ販売)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

e-v

デンオン PMA-500

デンオンのプリメインアンプPMA500の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

pma500

デンオン VS-270Z

デンオンのスピーカーシステムVS270Zの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

vs270z

ラスター GST-1

ラスターのトーンアームGST1の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

gst1

シュアー V15 TypeII, M91ED, M75E Type2, M44G

シュアーのカートリッジV15 TypeII、M91ED、M75E Type2、M44Gの広告(輸入元:バルコム)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

shure

スタックス SR-X MarkII

スタックスのヘッドフォンSR-X MarkIIの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

stax

オンキョー Radian III(組合せ)

岩崎千明

スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 ’73(1972年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ28選」より

●組合せ意図及び試聴感
 この秋の各社の新製品をいろいろ聴いて来て、すごく印象に残ったのが、ヤマハの一連のコンポーネントだ。ケースのローズウッドの重厚さが、そのまま製品の内容の厚みを表わしている。最近までのヤマハのオーディオへの安易な行き方から、180度転換した誠実な本来のヤマハの製品が、この充実した中味を滲ませて強く印象づけられたのだ。ヤマハのこれらの優れたコンポをそのまま組み合わせれば、たしかに一流のステレオが完成されていることになるが、オート・メカニズムのYP700、小型ながらずっしりと中味のつまったブックシェルフをあえて避けて新らしい魅力をプラスさせようと試みた次第である。ヤマハのプレイヤーと同じローズウッド仕上げの、よりマニア好みのマイクロMR611である。ベスト・セラー数年、この分野にあって多くのライバルをけ落して、今日相変らずベスト・セラーの座にあるこの611は、本格派のオーディオ・メカニズムにくわしい者も認める超一流プレイヤーに違いない。この組合せの大きな魅力を決定するもうひとつのポイントが、スピーカーだ。オンキョーの野心作ラジアンIIIである。フロア型ながら床面積25センチ四方と小さく、高さは80センチと現代若者風のキャシャな腰つきだ。しかし、この細身からくり出されるパンチの効いた迫力あるサウンド、しかもその切れのよいこともうならせる。低音から中音にかけて、いつも重たい感じの残るオンキョーのスピーカー・システムの中にあって、このラジアンIIIは名前も変っているが素性も変っている。中味は16センチ2個、プラス・トゥイーター2個。16センチのすばやい過渡応答の良さつまりタイミングの良さ、変り身のす速さである。これがイイ。重く大きいコーンのウーファーとは違ってスッキリとした低音の迫力はこの16センチにあるとみた。しかも柳腰ながら下からゆすられる様な重低域のパワーもグー、いうことなし。この名の由来であるラジアンIIIの源の外側に斜めに構えた2個の高音用は広い室内に優れた指向性を発揮し、4チャンネル再生にぴったりだ。つまりあとからこのラジアンIIIを2本加えれば4チャン・スピーカーとして理想のものとなるわけ。低音でビシッと引きしまった力を発揮するヤマハのCA700はこのオンキョーの新兵器小型フロア型スピーカーを大型システムなみの迫力で鳴らしてくれる。加えて立上りよく切れ込みのすごいのもアンプとスピーカーの相乗効果でジャズの楽器のサウンドは最高に響きわたる。チューナーにはこれまたヤマハの自信作であるCT700だ。アンプと全く同系のデザインはやや小型で中味の濃いのもアンプ同様。チューナーの性能というものはカタログの数字やデーターだけでは決して判るものではないが、ヤマハのチューナーはデーターも良いし、実用特性の点でも一流なのである。独得の高音の輝きについてあるいは判定の割れる所だが、ジャズ・ファンにとってはチューナーの音色は大いに喜ばれるに違いなかろう。