Daily Archives: 1971年2月20日

トリオ KL-3060, KR-3130, KP-3021, KW-4066

トリオのスピーカーシステムKL3060、レシーバーKR-3130、アナログプレーヤーKP3021、オープンリールデッキKW4066の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

KR3130

パイオニア SA-60, SA-80, SA-100, TX-60, TX-80, TX-100

パイオニアのプリメインアンプSA60、SA80、SA100、チューナーTX60、TX80、TX100の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Pioneer1

トリオ KR-5170

トリオのレシーバーKR5170の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

KR5170

パイオニア CS-E350, CS-E400, CS-E600, CS-E700, CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E350、CS-E400、CS-E600、CS-E700、CS-E900の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

CS-E900

パイオニア QA-80, QC-80, QM-80

パイオニアのプリメインアンプQA80、コントロールアンプQC80、パワーアンプQM80の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Pioneer

サンスイ QS-1

サンスイの4チャンネルデコーダーQS1の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Sansui

オーディオテクニカ AT-VM35

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

AT-VM35

デュアル 1219

デュアルのアナログプレーヤー1219の広告(輸入元:東志)
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

1219

ナガオカ NM-66

ナガオカのカートリッジNM66の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

NM66

パイオニア E-1000, E-5000

パイオニアのシステムコンポーネントE1000、E5000の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

E5000

オンキョー E-63A MKII

オンキョーのスピーカーシステムE63A MKIIの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

E63A

オットー DCA-170X

オットーのプリメインアンプDCA170Xの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

DCA170X

オットー DCA-1400, FMT-1400

オットーのプリメインアンプDCA1400、チューナーFMT1400の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

DCA1400

ハーマンカードン HK-40, HK-330

ハーマンカードンのスピーカーシステムHK40、レシーバーHK330の広告(輸入元:ローランド電子工業)
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

HK330

アルテック 873A Barcelona

アルテックのスピーカーシステム873A Barcelonaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

ALTEC

アイワ TP-1100, TPR-2001

アイワのカセットデッキTP1100、カシーバーTPR2001の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

AIWA

オンキョー Integra 725

オンキョーのプリメインアンプIntegra 725の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Integra725

フィデリティ・リサーチ FR-5, FR-5E

フィデリティ・リサーチのカートリッジFR5、FR5Eの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

FR5

トリオ KT-8001

トリオのチューナーKT8001の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

KT8001

ビクター BLA-V7, MCA-V7, MCT-V7, SRP-V7, SEA-V7

ビクターのスピーカーシステムBLA-V7、プリメインアンプMCA-V7、チューナーMCT-V7、アナログプレーヤーSRP-V7、グラフィックイコライザーSEA-V7の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Victor

パイオニア PL-41D, MU-41D

パイオニアのアナログプレーヤーPL41D、ターンテーブルMU41Dの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

PL41D

アカイ 250D, GX-365D, X-2000SD, CS-50D

アカイのオープンリールデッキ250D、GX365D、X2000SD、カセットデッキCS50Dの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

AKAI

ビクター TD-694, CCR-660, CHR-250A

ビクターのオープンリールデッキTD694、カセットデッキCCR660、8トラックデッキCHR250Aの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

TD694

エレクトロボイス Patrician 800

岩崎千明

スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「世界の名器を探る supreme equipment」より

 米国ハイファイ市場において、「最高級スピーカー・システム」とその名を歴史に残すシステムは数少なくはない、JBLのハーツフィールド、ユニットに6吋半ローサを用いたブロシナーのトランスィエンデント、アルテック820C、ジェンセン・インペリアル、その他にも変ったところでは、ハートレーやボザーク、今はなくなったスティーブンスなどの米国製スピーカーの数ある中で、もっともオーソドックスな見地からその一つを選ぶならば、それはエレクトロボイス社の「パトリシアン」だ。
 それを裏づけるかのように、駐日米国大使館のホールにも、また極東放送網FENのメインスタジオにも設置されているのは「パトリシアン」だけだ。FEN放送局の数多くのモニター・スピーカーはその大半が、同じエレクトロボイスの「ジョージアン」てあったことも付け加えておこう。
 たとえていうならば、英国を代表するスピーカー・メーカーとして、今一つ挙げるならばワーフワーディルであろうし、日本ならばパイオニアの名が誰をも納得させよう。米国でもっとも伝統的なスピーカー・メーカーはJBLやアルテックなど日本のマニアにおなじみの名ではなく、戦前ならジェンセンであるし、今はこのエレクトロボイスなのである。
 この専門メーカー、エレクトロボイスが最高級品として戦後のハイファイ隆盛期に創り上げたのがこの「パトリシアン800」なのである。
 今日の形になるまでに、「パトリシアン」は何回かのマイナー・チェンジを経て来ている。その最大のものは、クリプシュ特許のあの折返しホーンを止めて、超大型76cmウーファーを採用した時だろう。この改造は、それまでのIVから800と型式名を変えただけでなく「パトリシアンIV」とははっきりした構造上の変化を伴ったものである。さらにスピーカー・メーカーとしてのエレクトロボイスらしい特徴を強く打ち出しているのが注目され、その王者としての風格が外観上のクラシカルな貫録に満ちた風貌と共に、内容的にも30インチ(76cm)ウーファーによってもたらされるのであった。
「パトリシアン」のサウンドは、その規模においてハイファイ・メーカー中トップと言われている大メーカーとしてのエレクトロボイスの名誉とプライドをかけたものである。そのサウンドは、ほんのわずかなすきも見せない堂々としたサウンドで、しかも落ち着いた風貌と迫力とは米国のマニアだけでなく、世界のマニアが最高級スピーカーとして認めるに足るものに違いない。
 日本の市場に入ってからすでに1年以上もたつが、現在その真価が広く認められているとは言いがたくも、その実力は必ずや万人を納得させ、エレクトロボイスのファンが多くなる日も間近いことであろう。

ビクター TD-664

ビクターのオープンリールデッキTD664の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

TD664