Category Archives: カセットデッキ - Page 12

ティアック A-2300, A-21

ティアックのオープンリールデッキA2300、カセットデッキA21の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

A2300

ビクター TD-344, TD-694, CCR-660

ビクターのオープンリールデッキTD344、TD694、カセットデッキCCR660の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Victor1

フィリップス N2400

岩崎千明

スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より

 フィリッブスの新型ステレオ・カセットN2400が出た,というニュースはEL3312Aを使っていた私を少なからずがっかりさせた。
 というのも、それまで自分のもっていたステレオ・カセットがなんとなく旧式化してしまった気を起させるからだ。これと同じ気持を、多くのフィリップス・ステレオ・カセットの愛用者が感じたに違いない。
 しかし、この新型はたしかに新製品であるが、それは若い新らしい層を、はっきり意識した新商品ということができ、その意味では救われるようだ。
 メカニックな、金属的なデザイン。カチッとひきしまったプロフィルからも感じられるように、この新製品は新らしい音楽ファンを対象として企画されたに違いない。
 重厚さというか品の良さからは一歩遠ざかってデザインは鮮かなイメージを見たものに植えつける。ヨーロッパ調から米国調への移行を感じさせるこの変り様は、そのまま商品の狙いを示しているようだ。
 例えば、REJECTのつまみは、テープマガジンのすぐそばに移されて、少さく、軽いタッチで、軽るやかにふたがあく。ガチャンボンからスーツパッというようにメカニカル動作のイメージも変った。
 今までのピアノ・キー式の操作ボタンも、はるかに柔かく、ストロークも深くなって操作に確実さが一段と増した。それより、なによりも、このキーが、クロームメッキの強烈ともいえる輝きをもったデザインに改められたことだ。丸くくぼんで指頭にぴったり吸いつくような凹型が、デザインのポイントとして、実用性との両頭から大きな特長となっている。
 このメッキされたことにより、表面のよごれだけでなく、損傷からも保護されることとなって、より多くの使用者に対する、より多くの表面的なトラブルのチャンスがなくなっていることを見逃すべきではないだろう。
 加えて、表面パネル、全体のヘアーライン仕上げとのコンビが、メカニカルなデザインと現代調の製品感覚をもたらしていることも新鮮だ。
 再生された音は旧製品にくらべて、一段と高音域のレンジののびを感じさせるが、低音から中音にかけての豊かな音作りが、少しも余分なものを思わせぬ華麗さを持っていて、それがフィリップスのデッキ共通のよくいわれる音作りのうまさのポイントとなっている。
 録音、再生の音の良さは、これはもういままでに事あるごとにいわれ、賛えられてきているが、やたらなレンジの広さを追うことなく、しかもカセットと思えぬ豊かな低音から中音部。スカッとした高音へのつながりのスムースさ。カセットを品位の高いアンプとスピーカーを通す時には、カセットということを忘れさせてしまうほどの音だ。これは、音のバランスというよりも絶対的な歪の少なさがもたらすものであろう。ジャズ独特の力強さとか迫力とかという点で、19センチのオープンリールと互に張り合うことは無理かもしれぬ、しかし歌とか、ハードでないジャズに対してなら、オープンリールに劣ることのない能力をまざまざと知らしてくれる。
 カセットが4chソース・ステレオ時代に、大きくアピールされることはもうすでに約束されているといえる。数年先のその時まで、このステレオ・デッキがあらゆる音楽ファン層の大幅なかなりぜいたくな希望を満たしてくれることは間違いない。このカセット・デッキは、それだけの性能を具えていることはこれを一度使ったものなら誰しも認めるであろう。

アカイ CS-50D

アカイのカセットデッキCS50Dの広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

CS50

ビクター CCR-660, TD-694

ビクターのカセットデッキCCR660、オープンリールデッキTD694の広告
(スイングジャーナル 1970年11月号掲載)

TD694

アカイ X-2000SD

アカイの総合デッキX2000SDの広告
(スイングジャーナル 1970年10月号掲載)

Akai

クラウン CRC-410FW

クラウンのラジオカセットデッキCRC410FWの広告
(スイングジャーナル 1970年10月号掲載)

Crown

ビクター CCR-660, TD-344, TD-694, TR-224, MTR-10M, CHR-250A

ビクターのカセットデッキCCR660、オープンリールデッキTD344、TD694、TR224、MTR10M、8トラックデッキCHR250Aの広告
(スイングジャーナル 1970年10月号掲載)

Victor2

ソニー TC-2130

ソニーのカセットデッキTC2130の広告
(スイングジャーナル 1970年9月号掲載)

TC2130

パイオニア T-3300, T-6100, T-6600, T-8800

パイオニアのカセットデッキT3300、オープンリールデッキT6100、T6600、T8800の広告
(スイングジャーナル 1970年9月号掲載)

Pioneer

アカイ X-2000SD

アカイの総合デッキX2000SDの広告
(スイングジャーナル 1970年9月号掲載)

X2000SD

東芝 KT-43D

東芝のカセットデッキKT43Dの広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

KT43D

ビクター CCR-660

ビクターのカセットデッキCCR660の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

CCR660

トリオ KL-5060, MA-5100, KR-77, KX-7010

トリオのスピーカーシステムKL5060、パワーアンプMA5100、レシーバーKR77、カセットデッキKX7010の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Trio1

ビクター CCR-660

ビクターのカセットデッキCCR660の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

CCR660

東芝 KT-43D, KT-84, PT-850SA

東芝のカセットデッキKT43D、8トラックデッキKT84、オープンリールデッキPT850SAの広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Toshiba

アカイ X-2000SD

アカイの総合デッキX2000SDの広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Akai3

アイワ TPR-2001, TP-1009

アイワのカシーバーTPR2001、カセットデッキTP1009の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

TPR2001

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

TRIO

ビクター CCR-660

ビクターのカセットデッキCCR660の広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

CCR660

東芝 KT-43D, KT-84, PT-850S-A

東芝のカセットデッキKT43D、8トラックデッキKT84、オープンリールデッキPT850S-Aの広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

Toshiba

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

KX7010

ティアック A-21

ティアックのカセットデッキA21の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

A-21

東芝 SP-790P, KT-84, KT-43D, PT-850S-A

東芝のシステムコンポーネントSP790P、カセットデッキKT84、8トラックデッキKT43D、オープンリールデッキPT850S-Aの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

Toshiba

アイワ TPR-2001, TP-1009

アイワのカシーバーTPR2001、カセットデッキTP1009の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

TPR2001