Category Archives: テープデッキ関係 - Page 27

東芝 KT-43D, KT-84, PT-850S-A

東芝のカセットデッキKT43D、8トラックデッキKT84、オープンリールデッキPT850S-Aの広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

Toshiba

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

TDFK

ソニー TC-6360

菅野沖彦

スイングジャーナル 5月号(1970年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 4トラック・2チャンネル・ステレオのオープンリール式テープ・デッキはミュージック・テープの再生に加えて、FMステレオ・ソースの録音という便利なプログラム・ソースづくりの楽しさのためオーディオ愛好者の間で人気を呼んでいる。ステレオ録音が手軽に出来るという魅力はファンにとっては無視出来ないのも当然だ。音のいいFMプロを選んで上手に録音すると、高い値段で買ってくる、レコードやミュージック・テープ顔負けのクオリティが得られるのだからこたえられない、FM放送本格化の時を迎えて高性能のFMチューナーとテープ・デッキが大きくクローズ・アップされ、各社から活発に新製品が発表されている。
 今月の選定新製品として選んだソニーのTC6360テープ・デッキは、あらゆる角度から検討して大変優秀なものだとの結論に達したのであった。同社のテープデッキに関する実績は今さらいうまでもなく、世界でテープレコーダーを商品化した草分けであるだけに、一般の信頼も高いと思われるが、このTC6360は、私たちの期待に充分こたえてくれたものである。
 ワン・モーター式のテープ・デッキはメカニズムが複雑になることがさけられないために、その動作性、耐久性、操作性の三拍子そろった製品が意外に少い。この点、ソニーのワン・モーター・メカニズムは深い経験によって今や完成された安定性もつものになっている。
 このデッキの特長はたくさんあるが、気がついた点をいくつかあげてみよう。まず外観からして一風変っていてパネル面が傾斜している。バーチカル・ポジションで使う場合、たしかに垂直になっているよりテープ・ローディングやコントロールがしやすい。そしてラテラル・ポジションで使う時には、木製ケースから、一度はずして方向を変えてセットすることにより、やはリバネル面が手前へ傾斜するように配慮されているのが心憎いところ。
 パネルも大変要領のよいデザインだ。テープ・トランスポート部とエレクトロニックス・コントロール部をシルバーとグレイのツー・トーンとし、実際には合理的なコスト・ダウンをはかりながら重厚なイメージを残し、適度な豪華さもだしている。ヘッドハウジングをはずすと、ヘッド・アッセンブリーが目立って露出しクリーニングがしやすい。クローム調に美しく仕上げられたところなどお見事である。
 操作性は大変スムースで、プレイファストワインド、リワインドのスイッチ・レバーは確実で、しかもテープ・ローディングにより動作するレバーで保護されたユニークな構造である。つまり、テープを正しくローディングした時にだけ、プレイやファスト・ワインドが動作し、またテープが全部巻きとられると、メカニズムは自動的に解除状態に復元(オート・シャットアウト機構)し、ピンチロー ラーもキャプスタンから離れる(エスカレート・ドライブ方式)、テープ・スピード切換は軽く確実だしインスタント・ストップ機構もよい。
 特につけ加えておかなければならないのは、同社のローノイズ・タイプのテープSLHを使う上でのイコライザー切換と、再生レベル感度調節がついていることである。これによりSLHテープをかなりのところまで使いこむことができる。各種ローノイズ・タイプのテープの中でSLHはバイアス電流を深くかけなくても、高域の上昇はともかくノイズは明らかに少くDレンジが広いのでこの録音時のイコライザー調節で充分効果が得られよう。ただし、すべてのロー・ノイズ・テープが使えると考えては間違いで、スコッチ203やアグファPE36、バスフ35LHはバイアス値を適正にしないとノイズも減らないし歪の点でむしろ不利であることを記憶しておいていただきたい。
 さて肝心の音だが、再生、録音ともにきわめてバランスのよいものでこのクラスのデッキにあり勝ちな高域の荒れた派手やかさもなく、落着いた深味のある音が好ましい。マイク人力回路については申し訳けないがテスト出来なかったけれど、ライン入力のDレンジも申し分なく、再生ヘッド・アンプも余裕たっぷりでかなりのハイ・レベル・テープにも問題はなかった。私が使った限りでは、パーフォーマンスとしてはなまじっかの3モーター高級器を上まわ美質であった。蛇足ながら、テレコのライン入力表示をすべてAUXとしているのは気になる。

ナショナル RT-17SG

ナショナルのオープンリールテープRT17SGの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

SG

TDK SD

TDKのオープンリールテープSDの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

TDK

富士フィルム FM

富士フィルムのオープンリールテープFMの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

Fuji

ナショナル RS-730U, RS-735U

ナショナルのオープンリールデッキRS730U、RS735Uの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

RS730U

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

KX7010

ティアック A-21

ティアックのカセットデッキA21の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

A-21

ティアック A-2300

ティアックのオープンリールデッキA2300の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

A2300-1

ティアック A-2300

ティアックのオープンリールデッキA2300の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

A2300

スコッチ No.202, No.203

スコッチのオープンリールテープNo.202、No.203の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

Scotch

東芝 SP-790P, KT-84, KT-43D, PT-850S-A

東芝のシステムコンポーネントSP790P、カセットデッキKT84、8トラックデッキKT43D、オープンリールデッキPT850S-Aの広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

Toshiba

アイワ TPR-2001, TP-1009

アイワのカシーバーTPR2001、カセットデッキTP1009の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

TPR2001

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

TDK

ビクター TR-224

ビクターのオープンリールデッキTR224の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

TR224

スコッチ No.150, No.202

スコッチのオープンリールテープNo.150、No.202の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

Scotch

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

TDK

パイオニア CS-500, SX-65, PL-25D, T-4000

パイオニアのスピーカーシステムCS500、レシーバーSX65、アナログプレーヤーPL25D、オープンリールデッキT4000の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

pioneer

富士フィルム FM

富士フィルムのオープンリールテープFMの広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

Fuji

コロムビア 7D-100

コロムビアのオープンリールデッキ7D100の広告
(ステレオ 1970年4月号掲載)

7D100

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

KX7010

メトロサウンド M-4, M-25, M-16, セシルワッツ DISC PREENER, DUST BUG, Hi-Fi PRASTAT MK4

メトロサウンドのテープデッキアクセサリーM4、M25、M16、セシルワッツのレコードクリーナーDISC PREENER、DUST BUG、Hi-Fi PRASTAT MK4の広告(輸入元:今井商事)
(ステレオ 1970年4月号掲載)

C.E.Watts

ゼノン HZ8000

ゼノンの8トラック・デッキHZ8000の広告
(ステレオ 1970年4月号掲載)

Zenon

富士フィルム FM

富士フィルムのオープンリールテープFMの広告
(ステレオ 1970年4月号掲載)

Fuji