Category Archives: ターンテーブル - Page 10

ケイエス VL-777

岩崎千明

ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より

 関西ののれんを誇る老舗。ターンテーブル業界では草わけで、この社の高級品のプロ級ベルト・ドライブの製品がこの777だ。メカニカルでシャープなデザインにまとめられた製品として、随一の35センチ3・2kgの大型ターンテーブルは、マニアには魅力だろう。スイッチまわりにもう一歩のセンスが欲しいが、機構の良さと価格からまずは推薦できる製品だ。

ティアック TN-60

岩崎千明

ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より

 高級テレコの専門メーカーのプロ級ターンテーブル。強力なトルクの8極モーターを2個そなえた高級メーカーにふさわしい製品。モーターが強力なためか、モーターそれ自体の振動が、やや大きいのが目立つが、業務用の目的として十分の仕様は魅力で、マニアに愛用者が少なくない。

マグネフロート MFD-202

岩崎千明

ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より

 プロ級ベルト・ドライブ専門のマグネフロートの新型は、流行のモーターボードを備えた大型のフラット・スタイル。特に大きな変化はないが、2・6kgと更に重いターンテーブルでSNが一段と改善された。

パイオニア MU-41

岩崎千明

ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より

 この所、急速に評価を高めてきたのがこのパイオニアの41。この精巧は、試用されているモーター自体の驚くべき静かなことにある。市販製品中でもひときわ優れたSN比は、海外一流品とくらべてもひけはとらない。しかもフラット・スタイル、大型ボードにまとめられて魅力十分。価格も手頃で、どんなマニアに対しても推薦されるに足る国産品だ。

ソニー SS-3300, TA-1080, TA-1120, TA-3120, VC-8E, PUA-237, TTS-3000, TC-250A, TC-263D, TC-350, TC-660MD

ソニーのスピーカーSS3300、プリメインアンプTA1080、TA1120、パワーアンプTA3120、カートリッジVC8E、トーンアームPUA237、ターンテーブルTTS3000、オープンリールデッキTC250A、TC263D、TC350、TC660MDの広告
(モダン・ジャズ百科 1966年3月号掲載)

TA1120

トーレンス TD224

トーレンスのターンテーブルTD224の広告(輸入元:銀座さくら屋)
(モダン・ジャズ百科 1966年3月号掲載)

TD224

CEC STP-65, STP-66, BD-412, FR-250

CECのアナログプレーヤーSTP65、STP66、ターンテーブルBD412、FR250の広告
(モダン・ジャズ読本 ’65 1965年4月増刊号掲載)

CEC