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ソニー TC-6040, TC-6364, TC-8040, TC-9040, TC-9520, TC-9540

ソニーのオープンリールデッキTC6040、TC6364、TC8040、TC9040、TC9520、TC9540の広告
(スイングジャーナル 1971年12月号掲載)

SONY

ソニー TAE-8450 + TAN-8550

菅野沖彦

スイングジャーナル 11月号(1974年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 今年のオーディオ界の大きな論題の一つとして特筆すべきものといえば、FETパワー・アンプの実用化ということであろう。すでに、この新しい素子、V-FETについては多くの機会に紹介されている。従来のトランジスタとは異なった動作特性をもつV-FETが、かなりの高出力アンプの出力段に使えるようになって、その音質がいろいろうわさされているようだ。たしかに、この新しい素子によるアンプの音は、独自の音質をもっていて、従来のトランジスタ・アンプとはちがう。しかし、率直にいって、私には、その音のどれだけの部分が、V-FETそのものによるものなのかはわからない。アンプの音質や音色を左右するファクターはあまりに多く、ただ単純にFETアンプの音はこうだというような断定をする勇気はないのである。ただ、いえることは、私が今まで聞いて来た多数のトランジスタ・アンプ群とはちがった音の質感(タッチとクォリティ)をもっていて、大きく音質のカテゴリー別の地図を描くことが、可能だという程度である。この新製品を紹介するに当っては、先入観をもたずに、実際の音に接してみる努力をしたつもりだが、やはり新鮮な魅力を持った音というのが第一印象であった。
 TAE8450プリ・アンプと、TAN8550パワー・アンプは、当然ペアーで使われることを考えてデザインされたものだとは思うけれど、それぞれ、セパレート・アンプとして独立した機能と価値をもった製品である プリ・アンプのTAE8450は実に多機能なコントローラーで、一見したところ、その操作部分の複雑多岐なことに驚ろかされる。いずれもあって便利なものばかりだが、よほど馴れないと、一つ一つ見ながらでないと操作出来ない。無意識にコントロールするようになるには大変な熟練がいりそうだ。オプティカル・ピーク・プログラム・メーター(PPN)と称されるライト・ビームのピーク・メーターは中でも本器の大きな特長であろう。これはパワー・アンプ8550のほうにもついているから、二台一緒に使うと壮観である。このメーターはプログラムのピーク値を指示できるだけではなく、その値をホールドして示してもくれるという素晴らしいもの。またスイッチでVUに切換えても使える。各種コントロール機能についてふれているスペースはないが、全て確実な動作と効果のあるものが完備している。それよりも、このプリ・アンプの音質の純度の高さは高く評価できるもので、特性的には全く不満がないといってよい。音像の解像度、セパレーション、プレゼンスなど全て満足すべき高い品位をもつ。ただ、パネルのハードなイメージのためかも知れないが、座右において使いこもうという魅力には一つ欠けるというのが正直な感想だ。このことはパワー・アンプの8550についてもいえると思う。100W×2の余裕ある大出力で、ゲインも高いにも拘わらず残留ノイズの少さ、ローレベルからのリニアリティのよさ、暖みのある音の肌ざわりもあって、きわめて高度な水準にあるパワー・アンプだと思う。しかし、もう一つ音の生命感、力感というものが物足りない。素晴らしいなあと感心するのだが、もう一つ、ふるいつきたくなるような魅力に欠けるのである。こういうことは純技術的な立場からすれば理解できないかもしれないが、根拠のないことと片づけられるかもしれない。しかし、現実に多くのアンプの中に魅力の要素の有無がはっきりある以上、使い手としては、魅力を待ったものに惹かれるのは致し方あるまい。しかも、それが、私が録音し得たと思っている魅力のファクターをよく出してくれるものと、そうでないものとがあるという現実の前には、考え込まざるを得ないのである。微視的な見方をすると、このパワー・アンプ、中高域(400Hz以上)はウォームで豊かだ。私見としては、低域の力強さの点でもう一つといったところ。全体に今一つベールをはいだ冴えが欲しい。しかし、これはもの凄く高い次元での欲張った話であって、この二つのアンプが世界的水準で最高のものであり、その設計のバックグラウンドから製品の仕上りにまで、オーディオ・マニアの気質分析と技術の高さが横溢している。

オンキョー U-4500, E-53A

オンキョーのスピーカーシステムU4500、E53Aの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

U4500

アカイ M-11D

アカイのオープンリールデッキM11Dの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

AKAI

パイオニア SM-101, SM-3000, SX-515, SX-616

パイオニアのパワーアンプSM101、SM3000、レシーバーSX515、SX616の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Pioneer

パイオニア CS-3000

パイオニアのスピーカーシステムCS3000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

CS3000

TDK SD, SD-C

TDKのオープンリールテープSD、カセットテープSD-Cの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

TDK

ラックス SQ503X

ラックスのプリメインアンプSQ503Xの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Lux

ヤマハ MS-3

ヤマハのシステムコンポーネントMS3の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Yamaha

Lo-D IA-1000

Lo-DのプリメインアンプIA1000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

IA1000

サンスイ FR-2060

サンスイのアナログプレーヤーFR2060の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

FR2060

ラックス LX77

ラックスのスピーカーシステムLX77の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

LX77

テクニクス SB-300, SB-500, SU-3100, SU-3400, SU-3600, ST-3100, ST-3400, ST-3600, SL-40, SL-100W, EPC-205C, EPC-260C

テクニクスのスピーカーシステムSB300、SB500、プリメインアンプSU3100、SU3400、SU3600、チューナーST3100、ST3400、ST3600、アナログプレーヤーSL40、SL100W、カートリッジEPC205C、EPC260Cの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

SL100W

Lo-D IA-600

Lo-DのプリメインアンプIA600の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

IA600

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Diatone

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-1009

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、トーンアームAT1009の広告
(スイングジャーナル 1971年12月号掲載)

AT

コロムビア PMA-350

コロムビアのプリメインアンプPMA350の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

PMA350

テクニクス RS-262U, RS-270U, RS-275U, RS-715U, RS-720U, RS-732U, RS-736U, RS-740U

テクニクスのカセットデッキRS262U、RS270U、RS275U、オープンリールデッキRS715U、RS720U、RS732U、RS736U、RS740Uの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

RS270U

パイオニア T-6600

パイオニアのオープンリールデッキT6600の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

T6600

パイオニア PL-61, MU-61, MU-3000

パイオニアのアナログプレーヤーPL61、ターンテーブルMU61、MU3000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

MU3000

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Micro

サンスイ SP-LE8T, JBL L44, L77, L88 Nova, L100 Century, Lancer 101, Aquarius4, S99 Athena, Olympus S8R

サンスイのスピーカーシステムSP-LE8T、JBLのスピーカーシステムL44、L77、L88 Nova、L100 Century、Lancer 101、Aquarius4、S99 Athena、Olympus S8Rの広告(輸入元:山水電気)
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

JBL

トリオ KT-8001

岩崎千明

スイングジャーナル 11月号(1971年10月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より

 もしキミ、お金の糸目をつけずにチューナーを選べ、といったら、おそらく大多数のマニアはソニーの高級チューナーST5000FかまたはこのトリオのKT8001を指名するに違いない。こと、チューナーに関する限り外国製はFM周波数帯域が日本国内と違うため、海外製品が選ばれるというケースはよほど特殊の状態に違いない。
 しかも日本メーカーのチューナーに対する高周波技術は、今や世界の第1級に位しているから、あえて海外製に国産の2倍から3倍の金をはらうマニアはめったにいまい。
 まあ、こう考えてくると、国内市場でトップにランクされるチューナーは世界の市場でも最高ランクの品質をもっているとみて差支えない。つまり、トリオKT8001はまぎれもなく、世界のあらゆる製品中トップに位する高級チューナーであるといい切り得るのである。
 トリオのチューナー技術、FM受信の技術は、それはそのまま日本のハイファイ・チューナーの技術を示し、その発展を示すことを知らぬマニアは少ない。
 その長年のFM技術の一歩一歩の積重ねが、今日最高品質といわれるKT8001を創り上げたのである。
 というのは、トリオは、日本国内においてFM放送がまだテスト電波の時期において、すでに米国市場に数多くのFMチューナーをディーラー・ブランドで輸出していた。これは、おそらくオールド・ワァンなら誰しもがよく知っていた事実であり、61年頃の米国ハイファイ・カタログにはトリオの当時のチューナーとまったく同型の製品をひとちならずみつけることができる。
 米国内のラジオ放送ネットワークが、BCバンドからFMに急速に拡がり一都市に数10局のFM局が林立し、びっしりとFMバンド内を埋めつくしている。この受信には単に混信の問題だけでなく、アンテナ入力において他局の強力な電波による混変調、チューナー自体の局部発振回路からの妨害など、従来、全然考えられ得なかった難問題がつぎからつぎにと続発し、チューナーが高感度であればあるほど未知のトラブルをひとつずつ解決せずには前進できなかったのであった。
 さらにFMステレオの普及によって問題はマルチプレックス回路内にも及び、チューナーが高級化すればするほど、究明解決を要するテーマが山積してくる。
 こうした幾多の試練がトリオのFM技術を作り上げ、それが常に他社の製品にさきがけて新技術を盛り込んだ製品を世に送り出すという見事な成果をあげてきたわけだ。
 このKT8001に採用されている新技術の数々、例えばフロント・エンド(受信同調部)に設けられた局部発振のバッファー回路、集中回路による6素子のクリスタル・フィルターさらにマルチプレックス復調回路のダブル・スイッチングなどは、おそらく早晩他社の高級チューナーにも登場してくるに違いない。技術を舞台とした戦いというものはそういう宿命を常に持っている。しかしあえて私はいいたい。トリオの技術こそ、無からそれらの新技術を開発しだその技術陣の努力こそ、本当の「技術」であり、あとからそれを追いかけ、コピーしたものより常に一歩先んじているに違いないことを。
 開発途中でいくつかの難点にぶちあたり、それを、こまかくひとつずつ突き破っていく、これが見せかけだけでなく技術を土台から創り上げていくのである。つまり、トリオのKT8001と規格特性上はほぼ同じ製品が他社から出ることはもう時間の問題なのだが、しかしその時になっても、トリオのKT8001の存在は、ますますさん然と輝きを増すに違いない。
 トランジスタ・アンプ時代に先駆けたトリオのアンプ陣の、強力なバックボーンとしてトリオのチューナーはますます重要な地位を占めるであろう。
 KT8001はその最頂点の存在を一層明確に築き上げるであろう。

ナガオカ CALMONIX JN-301

ナガオカのスタイラスタイマーCALMONIX JN301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Nagaoka

サンスイ QS-100

サンスイの4チャンネルデコーダーQS100の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

QS100