Category Archives: 国内ブランド - Page 158

ダイヤトーン DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS301の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

DS301

ソニー SLH

ソニーのオープンリールテープSLHの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

Sony

日立 LNC

日立のカセットテープLNCの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

Hitachi

トリオ KA-3002, KA-5002, KA-7002, KT-3000, KT-5000, KT-7000, KT-8001

トリオのプリメインアンプKA3002、KA5002、KA7002、チューナーKT3000、KT5000、KT7000、KT8001の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

KT8001

Lo-D HS-420, SR-600, PS-11, TRQ-735D

Lo-DのスピーカーシステムHS420、レシーバーSR600、アナログプレーヤーPS11、オープンリールデッキTRQ735Dの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

HS420

オンキョー E-53A

岩崎千明

スイングジャーナル 2月号(1972年1月発行)
「SJ選定新製品」より

 ステレオ商戦たけなわのこの暮近くになって、各社から数多くの製品が出たが、その中には魅力あふれるものも少なくない。
 現在市場にあるブックシェルフ型をいくつか聞いて、これはと思ったうちの二つがオンキョー製品であったのには正直言っておどろきでありきすがと感じ入った。
 オンキョーのスピーカーはユニットが抜群の優秀品ぞろいなのにも拘らず、それらを組み合わせたシステムとなると、だれにも推められるというのが皆無に近かったといってよい。逸品ぞろいといっても具体的にいうとHM500、HM300をはじめ、スーパー・トゥイーターなどのホーン・ユニットが多かった。71年になってダイアフラム型が加わったが、コーン型になると逸品といい得るのは僅かでFR12Aのような小口径のフルレンジであって、大口径の、つまりウーファーにはこれというものがないというところが本音だ。だからウーファーに重要度の高いブックシェルフ型は、私としてはオンキョー製品に指摘できなかったわけである。
 ところが最近接したU4500、2ウェイといい、E53A、3ウェイといい、それはバランスのよさ、音の品の良さという点で今までのオンキョーのシステムの音に対する私のイメージをすっかり改めなければならなかったことを知った。
 オンキョーは本来スピーカー・メーカーとしてスタートした大企業だから、こうしたスピーカー・システムが作られることは不思議ではない
 しかし、テレビなどの準家電製品に追われて本格的ハイファイ・スピーカー作りから離れていた期間が少々長すぎた。ステレオの最盛期になってふんどしを締めなおして再スタートを切って以来、ユニットにさすがというのがあっても、システムはなにか押しつけがましいサウンドで品の良さという点で取残された未熟な部分を感じさせていた。力強く、迫力に満ちているが、それを手元におくにはためらってしまうというようなサウンドがオンキョーのシステムに対する私のイメージであったのだ。
 ところがU4500を聞いて、この音の透明度が従来にくらべ格段と向上して感じられた。HM500をセクトラル・ホーンにマイナー・チェンジした中高音ホーンの良さはもちろんだが、中音から下にかけての品のすなおさはウーファーの改良が進んだために違いない。
 少し時をおいて接したE53Aのサウンドはこの傾向をさらに引上げたうえ音に品の良さを加えたといえよう。これには中音、高音のドーム型という新方式のユニットが大きく力を加えたに違いない。オンキョー製品のドーム型の良さはすでに63Aでも知らされたがやはり低域から中域にかけての圧迫感が除ききれないで中音以上のサウンドのバランスの障害となっていたとみるべきだろう。
 このブックシェルフ型の低音用として密閉箱を採用しているのは、オンキョーをはじめパイオニア、クライスラーなどがあり、そのはじまりはARだ。サウンドの質としてはチューンドダクトよりも力強く、アタックに対しては明確にバスレフ方式にまさる。
 ところが、私が今までに聞いた、オンキョーのブックシェルフでは、この低音の力強さの方のみが強く印象づけられる。中高音とのバランス上、中高音をあえてどぎつい感じを聴き手に与えてしまうほどのエネルギー・バランスを保たせざるを得なかったのではあるまいか。だからウーファーの改良、質の改善が一躍システムのサウンド全体に大きく寄与して、すぐれたバランスの上に品の良い音造りを成功させるきっかけになったのであろう。
 めんどうな文句をごちゃごちゃと並べたてたが、私はオンキョーのこのシステムの音創りの成功をスピーカー・メーカーとしての大きな前進として受取っている。いまやユニットだけでなく、システムにおいてオンキョーにさらに大きな一歩を踏み出させるに違いない。E53Aはこの具体的な成果として市場に永く残る傑作であるのだ。

マイクロ MB-400S, MA-77MK-II, M-2100/5, MR-411

マイクロのターンテーブルMB400S、トーンアームMA77MKII、カートリッジM2100/5、アナログプレーヤーMR411の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

Micro

ラックス LX77

ラックスのスピーカーシステムLX77の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

LX77

オットー DCA-1300, FMT-1300, RD-4300

オットーのプリメインアンプDCA1300、チューナーFMT1300、カセットデッキRD4300の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

OTTO

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

TDK

テクニクス RS-275CU

テクニクスのカセットデッキRS275CUの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

RS275

テクニクス SL-1100

テクニクスのアナログプレーヤーSL1100の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

SL1100

パイオニア PL-31E

パイオニアのアナログプレーヤーPL31Eの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

PL31E

デンオン TUA-300, TUA-400

デンオンのレシーバーTUA300、TUA400の広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

TUA400

オーディオテクニカ AT-VM35F

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35Fの広告
(スイングジャーナル 1972年2月号掲載)

AT

Lo-D HS-220T, HS-320, HS-350, HS-420, HS-500, HS-1400W, IA-600, IA-1000, SR-300, SR-600, PS-11, PS-33, PS-77

Lo-DのスピーカーシステムHS220T、HS320、HS350、HS420、HS500、HS1400W、プリメインアンプIA600、IA1000、レシーバーSR300、SR600、アナログプレーヤーPS11、PS33、PS77の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Lo-D1

ソニー SS-7200, SS-7300, TA-1140, ST-5140, STR-6550, PS-2300, PS-2400, TC-6360A, TC-6400, SU-3400

ソニーのスピーカーシステムSS7200、SS7300、プリメインアンプTA1140、チューナーST5140、レシーバーSTR6550、アナログプレーヤーPS2300、PS2400、オープンリールデッキTC6360A, TC6400、ラックSU3400の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Sony

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

TDK

ヤマハ S-3Q

ヤマハのシステムコンポーネントS3Qの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Yamaha

ソニー TC-9700, TC-2130A

ソニーのオープンリールデッキTC9700、カセットデッキTC2130Aの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

TC2130

ローテル RS-600, RX-150

ローテルのスピーカーシステムRS600、レシーバーRX150の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

ROTEL

サンスイ AU-888, TU-888

サンスイのプリメインアンプAU888、チューナーTU888の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

AU888

サンスイ SP-30, SP-70, SP-150

サンスイのスピーカーシステムSP30、SP70、SP150の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

SP70

グレース F-8F

グレースのカートリッジF8Fの広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

Grace

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-1009

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、トーンアームAT1009の広告
(スイングジャーナル 1972年1月号掲載)

AT