Category Archives: プレーヤーシステム - Page 16

デュアル 1229, 1218

デュアルのアナログプレーヤー1229、1218の広告(輸入元:東志)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

dual

BSR 810X

BSRのアナログプレーヤー810Xの広告(輸入元:BSRジャパン)
(ステレオ 1972年12月号掲載)

bsr

デンオン DP-3500, DP-3000

デンオンのアナログプレーヤーDP3500、ターンテーブルDP3000の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

dp3000

パイオニア PL-25E

パイオニアのアナログプレーヤーPL25Eの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

pl25e

ソニー ULM-1, TA-1150, ST-5150, PS-2300A

ソニーのスピーカーシステムULM1、プリメインアンプTA1150、チューナーST5150、アナログプレーヤーPS2300Aの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

sony

オットー SX-805, DCX-2525, TP-600S

オットーのスピーカーシステムSX805、レシーバーDCX2525、アナログプレーヤーTP600Sの広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

otto

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611, MR-711

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611、MR711の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

micro

ビクター SX-3, JL-B55, JL-B77

ビクターのスピーカーシステムSX3、アナログプレーヤーJL-B55、JL-B77の広告
(ステレオ 1972年12月号掲載)

victor

ヤマハ YP-500

岩崎千明

音楽専科 11月号(1972年10月発行)
「SENKA TEST LISTENING」より

 YAMAHAのマークは、ピアノとバイクで今や世界に鳴り響いており、このマークのもとで作り出されるレジャー・プロダグツは、いずれも一流品と信頼とされ、このマークのついた商品を持つ若者に誇りを持たせる。
 ピアノと共にバイク類の高性能ぶりは業界を寡占する一方の旗頭であることを証明する。さらに最近ほオートバイに次いで海洋レジャーをも目指し、着々と成果を挙げて、若人にもてはやされているのはよく知られている通り。
 かくも好成績を挙げる中で、たったひとつ、オーディオ製品のみは、必らずしもヤマハの意図通りにはいっていない。エレクトーンの技術を駆使し活用した「ステレオ」は、市場での人気も、はかばかしいものではなかったのだ。
エレクトーンからピアノと「楽器のサウンド」を創り上げてきたヤマハの技術もこれを市場では、強力に展開し成功させてさた商業的手腕も、神通力はオーディオ・マニアには効かなかったのであった。
 それは、オーディオ・マニアの眼が、他の分野におけるそれよりも、はるかに厳しく、品質と高性能とを絶対的なものとして追い求め、それに対するメーカーは高品質と高いコスト・パーフォーマンスとをもって応えなければならず、加えて、専門メーカーという強力なライバルが少なくないからである。
 長いあいだ、ヤマハのオーディオ製品は低迷していた。それは、かつて10数年前の高品質ハイファイ製品の数々を、ヤマハ・ブランドのもとに作り上げてきたプライドをもってしても、打ち破ることのできなかった厚い壁なのである。この壁は、しかし、外部の敵ではなく、おそらくかつての誇りが、古びて通用しなくなっていることから眼をそむけてきた内る障書もあったに違いない。
 その根源は、冒頭に挙げた、他の部門での圧倒的な成功であり、その手法である。「ヤマハの創る商品が悪いわけがない」とする自信が先走ったのである。
 だから、この数年前から展開したステレオ時代のヤマハ・オーディオ製品は、あらゆる製品に独創性が盛り込まれ、ユニークな魅力を持つにも拘らず、オーディオ・ファンからうとまれ続けた。カセットの聴けるステレオを初めとし、ピアノから形どったという高能率スピーカーによる新らしい音響再生技術は、こうしてヤマハの理想通りには運ばず、じりじりと後退を余儀なくされていった。
 それはかつて、プロフェショナル志向の優秀製品を市場に送ってきたヤマハ・ブランドの落ち目であり、旧いファンにとってはこの上ない淋しさを感じさせた。
 かくも追い込まれたヤマハのオーディオ・プロダクツ。ギリギリの所で見事な逆転を演じるべきお膳立てが出来上った所で登場したスターが、前にこの欄で紹介したブックシェルフスピーカーNS630であり650である。従来の変形スピーカーに対するこだわりを捨て去って、スピーカー本来の姿に立戻った点からスタートしたヤマハ初の市販ブックシェルフは発売するやたちまち市場に注目され楽器メーカ、ーヤマハのオーディオ・プロダクツの真価を発揮して、ベスト・セラーのひとつに成長している。
 同時に話題になったのはプレイヤーである。スピーカー、チューナーと共に、音楽志向のヤマハらしい魅力が盛り込まれており、ケースの仕上げの美しさと完ぺきなことは、ピアノを手がけるメーカーにふさわしく、ローズウッドの面は鏡のようにみがき上げられている。
 プレイヤーはYP700と500の二種で、アームが大きな違いをみせるだけだ。ベルト・ドライブのターンテーブルはターンテーブル本来の目的を忠実に実現したもので、SNの優れた点と共に、ハウリングに対する強さはこのクラスの愛用者が必らずしも高い知識を持っているとは限らない点を考えると、賞賛できる大きな利点であろう。つまり、コンポーネントの利用者が増えている現状でもっとも多いトラブルは、針先がスピーカーの振動を拾うことに起因する音響きかんが原因の低音共鳴である。これは、プレイヤーとスピーカーの相対位置とか床下の頑丈さで防ぐようにいわれているが根本的にはプレイヤー自体の問題であるべきなのだ。この点を直視した優秀製品が少ない中でマイクロの製品と共に、ヤマハ・プレイヤーの他に秀でる大きな特長であろう。この問題は最近になってやっとメーカーの側でも重要問題と考えるに致ったが、これはコンポ愛用者が多くなったためでありヤマハはそれに一歩先がけているといえよう。
 ヤマハのプレイヤーの最大のポイントはそのカートリッジにある。米国シュア社のM75系の新型がついており、扱いやすい6ミルの針先が着装されている。
 M75の再生ぶりは、安定したトレースとバランスよく歪の少ない品のよい音としてマニアの間で永く定評のあるものだ。市販プレイヤーの最大の弱点は、実は付属カートリッジなのであることは常にいわれているが、ヤマハのシュアに眼をつけた企画性のうまさは驚くべきだ。
 この点だけ考えても、今回のコンポーネントに対するまともな再生への考え方を推察できるというものだ。
 セミオートマチックのアーム動作も、このクラスのプレイヤーを買うお客様の立場をよく考えて作られており、ケースの仕上げの豪華
さと、シンプルでユニークなデザインのアームとターンテーブルの組合せなど心憎いほどで、ベスト・セラーにならなければうそだ。

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611, MR-711

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611、MR711の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

トリオ KL-30, KR-4200, KP-3021

トリオのスピーカーシステムKL30、レシーバーKR4200、アナログプレーヤーKP3021の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

サンスイ FR-3060

サンスイのアナログプレーヤーFR3060の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

デュアル 1219

デュアルのアナログプレーヤー1219の広告(輸入元:東志)
(ステレオ 1972年11月号掲載)

1219

PE 2040

PEのアナログプレーヤー2040の広告(輸入元;ファーイーストサービス)
(ステレオ 1972年11月号掲載)

pe

EMT 930st, TSD15, 929, KEF Concerto, スチューダー B62

EMTのアナログプレーヤー930st、カートリッジTSD15、トーンアーム929、KEFのスピーカーシステムConcerto、スチューダーのオープンリールデッキB62の広告(輸入元:河村電気研究所)
(ステレオ 1972年11月号掲載)

EMT

ヤマハ YP-500, YP-700

ヤマハのアナログプレーヤーYP500、YP700の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

YP700

パイオニア PL-31E

パイオニアアナログプレーヤーPL31Eの広告
(スイングジャーナル 1972年10月号掲載)

サンスイ FR-2060

サンスイアナログプレーヤーFR2060の広告
(スイングジャーナル 1972年10月号掲載)

ヤマハ YP-700

ヤマハのアナログプレーヤーYP700の広告
(スイングジャーナル 1972年10月号掲載)

Lo-D HS-320, SR-600, PS-33, TRQ-7750, HD-66, LA-1

Lo-DのスピーカーシステムHS320、レシーバーSR600、アナログプレーヤーPS33、オープンリールデッキTRQ7750、ヘッドフォンHD66、ラックLA1の広告
(スイングジャーナル 1972年10月号掲載)

ソニー PS-2500, PS-2400, PS-2300A

ソニーのアナログプレーヤーPS2500、PS2400、PS2300Aの広告
(ステレオ 1972年10月号掲載)

PS2500

マイクロ MR-711

マイクロのアナログプレーヤーMR711の広告
(ステレオ 1972年10月号掲載)

MR711

デンオン VS-170, VS-270, TUA-300, TUA-400, MTP-701, MTP-702

デンオンのスピーカーシステムVS170、VS270、レシーバーTUA300、TUA400、アナログプレーヤーMTP701、MTP702の広告
(ステレオ 1972年10月号掲載)

Denon

EMT 930st, TSD15, 929, K+H OY MONITOR, スチューダー B62

EMTのアナログプレーヤー930st、カートリッジTSD15、トーンアーム929、K+HのスピーカーシステムOY MONITOR、スチューダーのオープンリールデッキB62の広告(輸入元:河村電気研究所)
(ステレオ 1972年10月号掲載)

EMT

パイオニア PL-61

パイオニアのアナログプレーヤーPL61の広告
(ステレオ 1972年10月号掲載)

PL61