テクニクスの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)
Category Archives: テクニクス/ナショナル - Page 14
テクニクス
テクニクス SL-40
テクニクス ST-3600, RS-275U
テクニクス SP-10
テクニクス SB-500
テクニクス SL-30, SL-40
テクニクス SU-3600, ST-3600
テクニクス SB-400, SB-600
テクニクス SU-3600, ST-3600
テクニクス SL-30, SL-40
テクニクス SP-10, SL-1000
テクニクス SB-500
テクニクス RS-736U
テクニクス SA-4200, SA-4500
テクニクス SU-3600, ST-3600
テクニクス SP-10, SL-1000
テクニクス SB-500
テクニクス SB-500
テクニクス SP-10, SL-1000
テクニクス SU-3600, ST-3600
テクニクス SB-100
瀬川冬樹
ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より
超小型のブックシェルフ・スピーカー〝テクニクス1〟の改良モデルと思われ、トゥイーターに新型のドーム・タイプを採用した点が特徴になっている。
こういう小型スピーカーでは、構造上豊かなといった形容詞の低音を望むのはもともと無理だから、テストはその点でハンディを持たせているが、その意味は比較的バランスよく、とくに音が張り出すとか抜けるとかいうことなく、割合にクセのない、素直な音を聴くことができた。たいへんきれいな音質だと言ってもいい。
しかし、さすがに小型なだけに、能率もあまり良い方ではないし、そういう点をボリュームで補整しても、なんとなくスケール感が不足して、音に伸び伸びしたところがなく全体にしめっぽい音色になる。サブ・スピーカーとして、静かに楽しむという目的のものだろう。
採点表
大編成:★★
小編成:★★
独奏:★★
声楽:★★★
音の品位:★★★
音のバランス:★★★
音域の広さ:★★
能率:★★
デザイン:★★★
コストパフォーマンス:★★★
テクニクス SB-500
瀬川冬樹
ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より
中音および高音のユニットにドーム・タイプを採用した、テクニクス・シリーズの新製品である。黄色をおびたチーク系の外装と粗い織りの白っぽいサラン・ネットが明るい雰囲気で親しめる。左右ペアで7万円近くのスピーカーとなると、一応、サブ・スピーカー的な目的ではなく、相当にグレイドの高い音質を期待したくなるが、この製品の音質はなかなか立派なものだった。まず全域にわたって、音のつながりが非常になめらかである。中低域に起こりやすい箱鳴りがよく抑えられててしかも重低音もよく出る。高音域のレンジもかなりのびているようだ。総体に素直でくせが少なく、抑制がよく利いて余分な音がつきまとわないから、コーラスなどでも音がにごらず、ハーモニィがきれいに溶けあう。低音も高音もよく出るという音ではなく、控えめで、さりげないところがいい。
採点表
大編成:★★★★
小編成:★★★★
独奏:★★★★
声楽:★★★★
音の品位:★★★★
音のバランス:★★★★★
音域の広さ:★★★★★
能率:★★★★
デザイン:★★★★
コストパフォーマンス:★★★★★
(特選)
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