Category Archives: パイオニア - Page 19

パイオニア CS-E350, CS-E400, CS-E600, CS-E700, CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E350、CS-E400、CS-E600、CS-E700、CS-E900の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

CS-E900

パイオニア QA-80, QC-80, QM-80

パイオニアのプリメインアンプQA80、コントロールアンプQC80、パワーアンプQM80の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Pioneer

パイオニア E-1000, E-5000

パイオニアのシステムコンポーネントE1000、E5000の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

E5000

パイオニア PL-41D, MU-41D

パイオニアのアナログプレーヤーPL41D、ターンテーブルMU41Dの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

PL41D

パイオニア SA-100

岩崎千明

スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「SJ選定《新製品》試聴記」より

 パイオニアがついに、新シリーズのアンプを出した。待ちこがれた買手の要望と、メーカー側の満々たる自信とを重ね担っての新製品である。
 この新シリーズ・アンプは、パイオニア以外のメーカーにとっても、この上なく気になり存在を意識させられるに違いない。そういう点から言ってもこのアンプは最近になく話題の焦点であろう。というのも外でもない。最近アンプは、新製品といえば「全段直結方式」という画期的な新回路技術が全面的に採用されて、今までのアンプに比べてはっきりと性能向上がデータの上にも表われ、また、音の上でも素直な素質の良い音に、歪の少なさが確然と感じられるからである。これからのトランジスターアンプは、今や「全段直結方式」というのがこの道の通の常識にさえなりつつある。それを裏づけるかのように、このところ続いて発表される各メーカーの、この種の新型アンプは非常な好評で迎えられ新しいアンプの時代を築きつつあるといっても過言ではない。名門ソニーに続きティアック、ナショナル、オンキョーという意欲的なメーカーに一歩遅れをとって、トランジスターアンプの専門メーカー、トリオ、さらにサンスイとこの流れに乗っている中で、ひとりパイオニアは沈黙を守り続けた。
 しかし、時代は熟したり満を持して放ったのが、この新シリーズ・アンプなのである。その製品に接してさすがにパイオニアと改めて息をつかせたのがこのSA100であり、新シリーズ、ニューUAシリーズのアンプであった。
 まず音だ。パイオニアのアンプに私が常々感じているのは、いかにも大人向きの品のよいサウンドだ。これはステレオというよりも、ハイファイ界において、まさにその名通りの先駆者としてのキャリアと貫録とが、生み出し到達したサウンドであろう。歪の少なさにプラスして、誰にも受け入れられるに違いない音であるが、しかし、なにか音の魅力という点で、もう少し欲しい何者かがある。その点では今から10年以前のパイオニアのスピーカーの方により以上の魅力を感じるのであった。そのサウンドが今度のアンプにはある魅力ある生々しい迫力を今度のアンプに感じることが出来るのである。
 それは、おそらく新回路方式によってより広い帯域に対して、完全に設計意図通りのデータが保たれたことがやはりこの新アンプのニューサウンドの底流にあるに違いない。
 さらに注目すべきは、直結アンプ特有のスピーカー保護回路にある。直結アンプはその回路の性質上、わずかのクリックもスピーカーに直接加わるため、スピーカーという高価なパーツを破損してしまうチャンスが今までよりずっと多いのである。
 パイオニアでは、発売を延してまてこの点こそ充分に時間をかけて万全を期すべく技術を傾けたという。スイッチ・オンの後、回路が完全に動作状態になるまでスピーカーは接続されず、、8秒後にスピーカーが動作するように特別のバランスが太検出回路がプロテクターを形成する主役となっているという。
 スピーカー側の最大入力などの異常動作の場合も、瞬間的に保護回路が動作し、動作が正常になれば、つまり正常使用状態なら瞬間的に動作復帰する自動瞬間復帰方式だ。まさにスピーカー専門メーカーとしてのキャリアがアンプに生きているといえる。ブラックシルバーのいぶし仕上げのヘアーラインという新鮮で、豪華なパネルデザイン。つまみの配置もマニアライクな優れたものだ。
 新シリーズのチューナーTX100、アイディアに満ちたステレオ・ディスプレイSD100とともに、当分の間ファンの話題となる新シリーズだろう。

パイオニア PL-25D

パイオニアのアナログプレーヤーPL25Dの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

PL25D

パイオニア T-6600

パイオニアのオープンリールデッキT6600の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

T6600

パイオニア CS-E350, CS-E400, CS-E600, CS-E700, CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E350、CS-E400、CS-E600、CS-E700、CS-E900の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

pioneer

パイオニア SA-60, SA-80, SA-100, TX-60, TX-80, TX-100, SD-100

パイオニアのプリメインアンプSA60、SA80、SA100、チューナーTX60、TX80、TX-100、ステレオディスプレイSD100の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Pioneer1

パイオニア CS-E900

菅野沖彦

スイングジャーナル 2月号(1971年1月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 今月の選定新製品として選んだ、CS−E900は、同社がクリアー・サウンドというキャッチ・フレーズで売り出し中の一連の音のキャンペーンに連る。
 スピーカーというものは難しいものだ。これほど、再生装置を構成するパーツの中で、全体の音を左右するものはない。つまり、すべてのスピーカーは、ある技術的な理想に向ってつくられているはずなのに、その音は千差万別、それぞれ極めて個性的なのである。カートリッジについても、アンプについてすらも言えることだが、スピーカーほど独自の性格をもつものはないのである。スピーカーは電気音響の粋といってよくその動作の電気的特性から類推するという管理ではとても追いつかない。着実なデータの集積と長い経験鋭い感覚から生れるスピーカーづくりのノーハウは、それぞれのメーカー独特の手法として存在し、そのメーカーの体質となり血となってほしいものだ。
 褐色に着色したコーン(FBコーンと同社は称している)を使用したウーハー、スコーカー、そしてマルチ・セルラー・ホーンのトゥイーターを使い、バッフルは仕上げの高い木肌の魅力をもった完成度の高いシステムである。これほどCS700、500など一連のシリーズの経験を生かしたシステムとして高く評価できるものだ。マルチ・セルラー・ホーン・トゥイーターのデュフィーザーは廻転式で、システムを縦位置においても横位置においても、これを90°回転をさせて水平方向への指向性を改善できる。もっとも、これはデュフィーザーの設計で、そのままで水平垂直方向へ拡散させるものをつくればよりよいわけだ。中音は12cmコーン、ウーハーは30cmコーンである。最近のほとんどの製品がそうであるように、インプット端子はネットワークを介したフル・レンジ用と、3つのユニットにダイレクトに接続されるもの、そして、トゥイーター、スコーカーはネットワークを用いる2ウェイ式の切換スイッチ及びターミナルをもつ。アッテネーターは前面バッフルに±3dbの範囲で調整できるものが装備され高域、中域のレベルを独立してコントロール出来る。エンクロージュアは完全密閉型で、かつての優秀製品CS10やCS8の流れをくむものだ。クロスオーバーは400Hzと4kHzの2点。
 試聴感は、全体にさわやかな透明感が感じられ、音の傾向としては華麗である。重厚味やマッシヴな力感という面はあまり感じられない。したがって、どちらかというと黒っぽいジャズの再現には少々線が細く、よりソフィステイケイトされた音楽のほうがしっくりいく。高域の輝やかしい音色は魅力的だが、中域にやや腰くだけのようなあいまいさが残るのが玉に傷だ。もっとも傷のないスピーカー・システムなど、今だにお目にかかったことはなく、その他に良い面が強くあって、アバタもエクボとなるようならよしとしなければならないのが実状である。このシステムのまとまったバランスド・サウンドは、緻密な仕上げのエンクロージュアや外装デザインと共に整然とした完成度の高いものだ。あまりにも端整なのが、よきにつけ、あしきにつけ、このシステムの特長であろう。前面サランネットをつけた本機のたたずまいは、きわめて洗練されたもので、最近のパイオニア製品共通のセンスを感じる。それは、テープレコーダーにもステレオレシーバーにも散見できるセンスのひらめきであり、オーディオ機器が嗜好品としての性格を持つという本質をよく理解した製品づくりの誠意が感じられて好ましい。
 スピーカーの音は、一朝一夕に出来るものでもないし、作ろうとして作ったものは根底から人の心を動かすことは出来ない。エネルギー変換器としてのスピーカーの物理特性とまともに取り組むことから滲みでてくるのが本当の個性である。人が技術を通して滲み出る。これが本物だ。したがって、スピーカー技術者が、そしてメーカーが、まず人として魅力あるパーソナリティをもち、普楽の心を抱いていなければならない。技術は技術、人は人で音作りをしたような製品ではこれからのオーディオ界には通用しないのだと思う。

パイオニア CS-300, CS-500, CS-700, CS-900, CS-E350, CS-E700, CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS300、CS500、CS700、CS900、CS-E350、CS-E700、CS-E900の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

CS900

パイオニア PL-A30

パイオニアのアナログプレーヤーPL-A30の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

PL-A30

パイオニア SA-70, SA-90, SA-100, SC-70, SC-100, SM-70, SM-100, TX-50, TX-70, TX-90, TX-100, TVX-90, SF-50, SF-70, SD-100

パイオニアのプリメインアンプSA70、SA90、SA100、コントロールアンプSC70、SC100、パワーアンプSM70、SM100、チューナーTX50、TX70、TX90、TX100、TVX90、エレクトリッククロスオーバーネットワークSF50、SF70、ステレオディスプレイSD100の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

Pioneer

パイオニア T-6100, T-6600, T-8800, T-3300

パイオニアのオープンリールデッキT6100、T6600、T8800、カセットデッキT3300の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

T6600

パイオニア S-55, E-1000

パイオニアのシステムコンポーネントS55、E1000の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

S55

パイオニア PL-A30

パイオニアのアナログプレーヤーPL-A30の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

PL-A30

パイオニア SA-100, TX-100, SD-100

パイオニアのプリメインアンプSA100、チューナーTX100、ディスプレイSD100の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Pioneer

パイオニア CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E900

パイオニア CS-900

パイオニアのスピーカーシステムCS900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS900

パイオニア C-660A

パイオニアのシステムコンポーネントC660Aの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

C660

パイオニア S-55

パイオニアのシステムコンポーネントS55の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

S55

パイオニア LE-30

パイオニアのエンクロージュアLE30の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

LE30

パイオニア PL-41A

パイオニアのアナログプレーヤーPL41Aの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

PL41

パイオニア CS-E700

パイオニアのスピーカーシステムCS-E700の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E700

パイオニア S-99

パイオニアのシステムコンポーネントS99の広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

S88