ソニーのオープンリールデッキTC660MDの広告
(スイングジャーナル 1967年4号掲載)
Monthly Archives: 3月 1967
ソニー TC-660MD
ヤマハ Styluscope, unicon
サンスイ SAX-400
サンスイ APS-310
パイオニア C-600
オルトフォン S15M
ニッコー STA-701, SB-300
ラックス WZ30, WZ50, WZ70, VL70T
グッドマン AXIOM80, Maxim, AXIOM301, AXIOM201, Twin AXIOM10, TRAIX10M etc
オーディオテクニカ AT-7
アイワ TP-1004
サンスイ SR-4040
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
トーレンスを思わせる2重ターンテーブルのベルト・ドライブのフォノ・モーターに、高級パイプ・アームと、MM型カートリッジの組合せによる山水初めてのプレイヤーだ。超低音、超高音のソフトで繊細な美しさは、特筆できよう。
ケイエス KL-515HA
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
4極16コイル・ヒステリシス・シンクロナス式の優秀なモーターを採用した4スピードのプレイヤー。SN比40dB、ワウ0・2%以下。トーンアームにスタティック・バランス型を、カートリッジにMM型を採用し、周波数特性20〜20、000c/sで出力5mV特性である。
CEC BD-414
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
BD412ベルド・ドライブ方式のターンテーブルを開発して、スタティック・バランス、針圧直読式カウンターウェイト採用のパイプアームを装備したプレイヤー・ユニットである。カートリッジにMM型を使用。ターンテーブルの駆動には、ポリウレタン・エンドレス・ベルトによる2スピード方式。諸性能としてSN比45dB以上、ワウ0・1%以下。
クリーン CL-7
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
新規のプロフェッショナル・プレイヤーらしく、洗練されたメカニカル・デザインが全体のイメージを強めている。トーンアームはスタティック・サイドバランサ・ライトシェル付を装備し、カートリッジにMM型を使用し周波数特性20−21、000c/s。SN比45dB、ワウ0・1%以下の性能。
デンオン DP-4500
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
モノーラル時代、マニアなら誰しも垂涎の的であった〈電音〉がコロムビアと合併し、このMC型ステレオ・ピッグアップ、ベルト・ドライブ方式の最高級プレイヤーを市販した。すべての面で、派手な印象はないが、国産中最も信頼のおける製品である。常にベストの動作を望む向きに最適であろう。
ビクター SRP-471L
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
アウターローター・モーター、ダブルアイドラ、2重ターンテーブルなど、独自の開発技術によるプレイヤーは、マニア垂涎のものとなったが、この機種のプレイヤー・ユニットにもすべて独自の機構が見られる。そして性能においてもSN比50dB以上でワウ0・08%という高性能を誇る。カートリッジはMM型で出力5mV。
ニート NR-101
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
最近流行の超薄型フラットデッキライン・スタイルで、新鮮さを加味している。SN比が50dBと優れているベルト・ドライブ方式で、超重量級ターンテーブル採用によるフライホイール効果が出ていてワウ0・1%以下という高性能。アームに自社製のG35型を、カートリッジにV50を取り付けたプロフェッショナル型プレイヤーである。
CEC FR-180
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
現存するターンテーブル製品中、もっとも古くからの製品として、今もプロ級によく用いられ、その安定さ、堅牢さをかわれる。
パイオニア PL-41
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
好評のベルト・ドライブ・ターンテーブルを中心に、パイプ・アームによる軽量級の超仕上げのアームと、MM型カートリッジの組合せ。海外製品級のこの程度の高級品となると、カートリッジはもうちょっと高性能を望みたくなるのは人情だろう。MCでなくとも高性能は望めるのだから、とはいうものの、市販プレイヤー中のもっともまともな高性能品といえる。
マイクロ M-8P
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
8極モーターによるリム・ドライブは、高級品にベルト・ドライブが流行する今日、やや古さを感じないでもないが、力強いトルク、使いやすい価格から、数少ない選ばれた中級品といえよう。
トリオ PC-3030
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
針先交換可能の高出力MC型カートリッジという大きな特長が、まずマニアには嬉しい。14インチの本格アームは、オルトフォン・タイプ。ターンテーブルは30センチでヒステリシス・シンクロナス型モーターでリム・ドライブ。まともな正攻法だ。
ソニー TTS-3000
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
トランジスタによる電子制御ということで、デビュー当時の昨年後半大いに目を引いたが、その肝心のサーボ回路のトラブルが重なって、トルクが少ないとか、遅いとか一時やや悪評を買ったこの製品も、今や本来の高性能を発揮するように内部的にも改められたとみられる。米国で単体として最高価格の製品のひとつで、高く評価され、国内マニアにも愛用者は少なくない。
ナショナル SF-180M
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
15〜25、000c/sまでフラットな再生特性で、しかも高柔軟性垂直駆動方式の半導体ピックアップ。レコード盤をのせるだけで45−33のスピード切換が自動的に行われる新機構。側圧0でも自動的に回転ストップし、アームがオートリターンする機構。駆動はベルト・ドライブ方式。いずれも流行の先端をいく技術を取り入れてきる新製品。SN比45dB。カートリッジは、針圧1・5gである。
ケイエス VL-777
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
関西ののれんを誇る老舗。ターンテーブル業界では草わけで、この社の高級品のプロ級ベルト・ドライブの製品がこの777だ。メカニカルでシャープなデザインにまとめられた製品として、随一の35センチ3・2kgの大型ターンテーブルは、マニアには魅力だろう。スイッチまわりにもう一歩のセンスが欲しいが、機構の良さと価格からまずは推薦できる製品だ。
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