Monthly Archives: 8月 1971

ソニー SLH

ソニーのオープンリールテープSLHの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Sony

グレース F-8C, F-8F, F-8L

グレースのカートリッジF8C、F8F、F8Lの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

grace

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-35X, AT-VM3X, AT-VM3

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、AT35X、AT-VM3X、AT-VM3の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

AT

富士フィルム FG, FM

富士フィルムのオープンリールテープFG、FMの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Fuji

パイオニア SA-80, SA-100

パイオニアのプリメインアンプSA80、SA100の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

SA80

パイオニア PL-25E, PL-31E

パイオニアのアナログプレーヤーPL25E、PL31Eの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

PL25E

パイオニア CS-E400, CS-E600

パイオニアのスピーカーシステムCS-E400、CS-E600の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

CS-E600

テクニクス SU-3400

岩崎千明

スイングジャーナル 9月号(1971年8月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 テクニクスSU3404、エレクトロボイス社のエアリーズ、エンパイヤ999VE着装デュアル1019──これが8月初め現在の、もっと詳しく言うならば、5月連休以後の私の居間におけるリスニング用システムだ。このシステムで、テレビの音楽番組からカセットでとった自家製ジャス・テープから、むろんお気に入りのジャズの新譜と、生活に溶け込んだあらゆる音楽を楽しんでいるわけだ。
この居間兼食堂は私の生活の場だ。JBLハークネスを置いたリスニング・ルームとはまた違った意味で私にとってこの上なく音楽と結びつきの濃い部屋であり、ここでの装置への要求は、たとえ根本的に同じであっても、リスニング・ルームにおける場合とは少々ニュアンスの違うものだ。その最大のポイントは、「聴きやすい再生」を何にもまして望んでいる点だ.
 エアリーズというスピーカーについては、すでに7月号のこの欄で紹介ずみだが、音楽の持つ情感とか雰囲気を良く伝えてくれる点だ。私の好きなシステム・コンポーネントであるが、これらの、その特長をもっとも発揮してくれるアンプ、それがこの部屋での愛器「テクニクスSU3404」だ。
 このSU3404は、クォードフォニック用の2チャンネル──4チャンネル変換用のアダプターを組み込まれたものであって、その母型ともいえるのが2チャンネル・ステレオ・アンプSU3400である。
 SU3400は、一口に言うならば、老練なハイ・レベルのマニアから、若いオーディオ・ファンまでを対象とした高品質のプリ・メイン・アンプだ。老練なマニアは、このアンプを聴き込んで行くに従ってますます気に入るだろう。長く聴いても飽きのこないすなおさ、長時間聴き込んでも疲れることのない音に惚れこむに違いない。そして若いファンは、このアンプの迫力とゆとりに満ちた重低音、味、どぎつさのないしかし澄んだ輝きにも似た高音の冴えにたまらぬ魅力を感じるに違いない。
 私自身にしても、ここに触れたそれらの特長は最初きいたときからまいってしまった。特にエアリーズを接いだときの重低音のゆるがすような響きは、エレクトロボイスが狙うこのシステムの最大ポイントを他の国産アンプには見られないくらいフルに引出している。このアンプSU3404は収まるべきスペースに収めたままになってしまった。
 テクニクスのアンプ群は50A、また以前この欄で紹介したSU3600、さらにこの3400とデザインが一作ごとに一新されている。逆にいえば、デザインのポリシーが定まっていないことを指摘できるのだが、ただこれは外観上のことであって、中味に関しては決してデザインにおけるほど一貫していないわけではない。50Aのすなおさと品の良いクオリティはSU3600の一聴派手なサウンドにおいても基調となっているし、さらに3400シリーズになってこの基調の上に加え50Aに近い音色をとり戻したといい得る。
 つまり、テクニクス・アンプはひとつのサウンド・ポリシーの上に築かれたアンプなのである。3400になって外観的にメカニカルな面を強め若いファンを意識したデザインに格段と近づいたが、サウンドそのものは外観とは異なり前作3600より一層完成度の高い製品となった。
 それは、35ワット/35ワットというハイパワーと、テクニクス直系のサウンド、さらに伝統の全段直結アンプという盛りだくさんのメリットを59、000円の価格でまとめあげ得たという点にある。
 この価格はコンポーネント・システムを狙う層にとっては製品レベルともっとも買いやすい価格とを示すものだし、他社のアンプもこのラインに目白押しにあるし、消費者側からみれば選択の幅のひろいクラスなのである。毎月のように新型アンプが市場に送り出されるがSU3400はこの中心にあって、ナショナルというステレオの老舗の良識を示す夜明けの星の如き存在となるにちがいない。

サンスイ QS-100

サンスイの4チャンネルデコーダーQS100の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

QS100

レンコ L-75

レンコのアナログプレーヤーL75の広告(輸入元:東亞特殊電機)
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

lenco

アカイ GX-220D

アカイのオープンリールデッキGX220Dの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Akai

ソニー ULM3

ソニーのスピーカーシステムULM3の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

ULM3

ダイヤトーン DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS301の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

DS301

コーラル FLAT-8S, FLAT-10S, FLAT-8, FLAT-10

コーラルのスピーカーシステムFLAT8S、FLAT10S、スピーカーユニットFLAT8、FLAT10の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Coral

オンキョー Integra 733

オンキョーのプリメインアンプIntegra 733の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Integra733

マイクロ MB-300, MB-400S, MB-600, MB-800S

マイクロのターンテーブルMB300、MB400S、MB600、MB800Sの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Micro1

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611, MR-606U

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611、ターンテーブルMR606Uの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

Micro

フォスター GZ-77, G-11, G-44, G-66

フォスターのスピーカーシステムGZ77、G11、G44、G66の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

GZ77

ソニー TC-2200, TC-2300, TC-6400, TC-9400

ソニーのカセットデッキTC2200、TC2300、オープンリールデッキTC6400、TC9400の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

TC2300

トリオ KL-3030, KL-4050, KL-5060A, KL-7050

トリオのスピーカーシステムKL3030、KL4050、KL5060A、KL7050の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

TRIO

オットー DCA-170X, DCA-1400, DCP-180X, DCC-180X

オットーのプリメインアンプDCA170X、DCA1400、パワーアンプDCP180X、4チャンネルコントローラーDCC180Xの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

OTTO

TDK SD

TDKのオープンリールテープSDの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

TDK

エレクトロボイス 30W

エレクトロボイスのウーファー30Wの広告(輸入元:テクニカ販売)
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

E-V

ビクター SRP-B11M, SRP-B22M, SRP-B33M

ビクターのアナログプレーヤーSRP-B11M、SRP-B22M、SRP-B33Mの広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

SRP-B33

Lo-D IA-1000

Lo-DのプリメインアンプIA1000の広告
(スイングジャーナル 1971年9月号掲載)

IA1000