Category Archives: スピーカーシステム - Page 92

サンスイSL-5, SL-7

サンスイのスピーカーシステムSL5、SL7の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

SL7

Lo-D HS-201F, HS-250F, HS-500

Lo-DのスピーカーシステムHS201F、HS250F、HS500の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

Lo-D

ビクター BLA-155, BLA-205, BLA-255, BLA-305, BLA-405

ビクターのスピーカーシステムBLA155、BLA205、BLA255、BLA305、BLA405の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

Victor

トリオ KL-5060, KR-77, MA-5100, KP-5021

トリオのスピーカーシステムKL5060、レシーバーKR77、パワーアンプMA5100、アナログプレーヤーKP5021の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

Trio1

トリオ KL-5060

菅野沖彦

スイングジャーナル 8月号(1970年7月発行)
「SJ推薦ベスト・バイ・ステレオ」より

 トリオのスピーカー・システムKLシリーズが発表された時、その音の方向が従来の方向と全く変ったという感想が多かった。たしかに、KL5060に代表される明るく開放的な音、豊かで力強い低音から充実した中音域の魅力は、それまでのトリオのスピーカー・システムにはなかった音だ。変った変ったといわれることはトリオにしては迷惑なことかもしれないが事実だから致し方がない。そしてまた、音の傾向が変るということはそんなに恥じることでもない。大衆の好みも変化するし、音楽も時代とともに大きく変動する。スピーカーが忠実な音楽変換器としての動作に加えて、個性的ファクターの介在を無視するわけにはいかない製品である以上、むしろ当然といってもよいのである。
 KL5060は30cmウーハーをベースに16cmスコーカー、ホーン・トゥイーターの3ウェイ・システムだが、ウーハーとスコーカーのつながりは実にスムースで音色的な不連続感がまったくない。ただ、スコーカーからトゥイーターへの連りにやや音色的な不統一がちらちらと顔を出すのが気になってきた。これはパルシヴなパーカッションなどよりも、弦楽器の合奏などでより明瞭に現れるようで、欲をいえば、このトゥイーターにもう一つ検討を加えられることだ。しかし、これはかなりぜいたくな要求で、一般的にいえば、欠点というものではない。むしろ、市販システムの中では全帯域のつながりは優れているといってもよく、特に高域のパワーに余裕があることはジャズ・ファンには大きな魅力である。KL5060はジャズのプログラム・ソースで試聴がくりかえされたと聞くが、トゥイーターを2本使ったことには必然性があると思う。高音域のエネルギー密度の高いジャズにおいて、しかも、フル・パワーで鳴らすのが好きなジャズ・ファンの要求にこたえるためには高音域のパワー・ハンドリングには充分注意しないと、耐久性で問題がでるのである。私が自宅でテストするスピーカー・システムのいくつかが、1〜2か月テストしているうちにトゥイーターが破損するもの続出である。どんなによい音でも、すぐこわれてしまったのではなんにもならない。ジャズ向きのスビーカー・システムの第一条件は大入力に耐えることだといってもよいのである。スコーカー・ウーハーの受持つ帯域が入力過大で歪みはじめればすぐ気がついて音量を下げる人でも、トゥイーターの受持帯域の歪、特に打楽器のパルシヴな波形の歪にはやや鈍感で音量にマスクされて聴いてしまう傾向があり、こういう状態を長く続けるうちにトゥイーターがこわれてビリ始めるということになる場合が多い。この点、KL5060では、スコーカー、ウーハーとバランスした許容入力とエネルギー密度の再現力をもったデュアルトゥイーター方式を採用しているから安心で、この7か月、自宅のテスト製品もSJ試聴室のものも全くトラブルレスである。また、2つのトゥイーターを使うということは音色的にも変化が現れるもので、こっちは、必ずしも良くなる場合ばかりではないが、使い方によってはトゥイーター独特の刺戟音を柔らげることでも役立つことがある。
 KL5060はこのようにジャズ・ファンにとっては安心して使え、しかも音の表情が一点の曇りのない力強いものだけにハード派には打ってつけのシステムといってよい。ベストバイとするにふさわしい製品である。しかし、今後のトリオにもう一つ期待したいのはソフト派の高い感覚性にこたえる品位の高いスピーカー・システムの出現である。ただし、品のいい音は脆弱になる危険性もある。これはジャズには絶対不向きである。大入力に耐え、しかも、繊細なニュアンスと高いセンスをもつ音、つまり抜群のリニアリティをもつハイコンブライアンス・スピーカーが理想である。

テクニクス SB-500

テクニクスのスピーカーシステムSB500の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

SB500

パイオニア CS-770

パイオニアのスピーカーシステムCS770の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

CS770

アルテック Malaga

アルテックのスピーカーシステムMalagaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

ALTEC

サンスイ SL-5, SL-7, SP-10, SP-70

サンスイのスピーカーシステムSL5、SL7、SP10、SP70の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

SP70

フォスター G-1000, G-1010, G-3000, G-3010, G-5000, FN-7000

フォスターのスピーカーシステムG1000、G1010、G3000、G3010、G5000、ネットワークFN7000の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

foster

アルテック Malaga

アルテックのスピーカーシステムMalagaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Malaga

ハーマンカードン HK-40, Citation 11, Citation 12

ハーマンカードンのスピーカーシステムHK40、コントロールアンプCitation 11、パワーアンプCitation 12の広告(輸入元:ローランド電子工業)
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Citation

サンスイ SD-7000, SP-2002, AU-999

サンスイのオープンリールデッキSD7000、スピーカーシステムSP2002、プリメインアンプAU999の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

SD7000-1

サンスイ SL-7

サンスイのスピーカーシステムSL7の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Sansui

ビクター BLA-405, GB-1B, MCA-105, MCP-105, MCM-105, MCT-105, SRP-B30b, MTR-10M, LCU-5

ビクターのスピーカーシステムBLA405、GB1B、プリメインアンプMCA105、コントロールアンプMCP105、パワーアンプMCM105、チューナーMCT105、アナログプレーヤーSRP-B30b、オープンリールデッキMTR10M、ラックLCU5の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Victor

トリオ KL-5060, MA-5100, KR-77, KX-7010

トリオのスピーカーシステムKL5060、パワーアンプMA5100、レシーバーKR77、カセットデッキKX7010の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Trio1

トリオ KL-4060, KA-2600, KT-3000, PC-250

トリオのスピーカーシステムKL4060、プリメインアンプKA2600、チューナーKT3000、アナログプレーヤーPC250の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Trio

アルテック Malaga

アルテックのスピーカーシステムMalagaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

ALTEC

アカイ CSS-8, CR-80

アカイのスピーカーシステムCSS8、8トラックデッキCR80の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Akai

クライスラー CE-1 ac II, CE-2a II, CE-5a II, CE-4a

クライスラーのスピーカーシステムCE1 ac II、CE2a II、CE5a II、CE4aの広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

CE4a

サンスイ SP-10, SP-70

サンスイのスピーカーシステムSP10、SP70の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

SP70

フォスター G-1000, G-1010, G-3000, G-3010, G-5000

フォスターのスピーカーシステムG1000、G1010、G3000、G3010、G5000の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Foster

パイオニア CS-5, CS-10, CS-500, CS-700

パイオニアのスピーカーシステムCS5、CS10、CS500、CS700の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

CS10

ビクター BLA-405, MCP-105, MCM-105, MTR-10M

ビクターのスピーカーシステムBLA405、コントロールアンプMCP105、パワーアンプMCM105、オープンリールデッキMTR10Mの広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Victor

Lo-D HS-1400W

Lo-DのスピーカーシステムHS1400Wの広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Lo-D