Category Archives: トリオ/ケンウッド/ケンクラフト - Page 9

トリオ KP-3021

トリオのアナログプレーヤーKP3021の広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

KP3021

トリオ KA-7002, KA-5002

トリオのプリメインアンプKA7002、KA5002の広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

KA7002

トリオ KA-7002

トリオのプリメインアンプKA7002の広告
(スイングジャーナル 1970年11月号掲載)

KA7002

トリオ KP-3021

トリオのアナログプレーヤーKP3021の広告
(スイングジャーナル 1970年11月号掲載)

KP3021

トリオ KA-7002

菅野沖彦

スイングジャーナル 11月号(1970年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 ツマミをまわす。朗朗と鳴る。スムースでグラマラスな音。艶があって、重厚な力感がみなぎる。いいアンプだ。トリオの新製品KA7002がそれだ。トリオのプリ・メイン・アンプの主力製品はKA6000とKA4000の2機種であった。そのいずれもが開発当初から優れたアンプとして高く評価されていたし、その後改良を重ねて現在まで現役アンプとして活躍して来たが、回路的に最新アンプの多くが採用しているものから見るとやや古さを感じさせたことは否定できなかった。オーディオ・アンプの最新高級回路というと、2電源、全段直結、純コンプリメンタリー回路というもので、段間コンデンサーおよび出力コンデンサーのない回路が主流である。この回路の利点は数々あるが、とにかく、従来のものより特性的に数段優れたものがつくり得る回路技術であることは間違いない。しかし、それにはそれなりの難しさがあって、パーツや調整にメーカーは苦労をさせられる。アンプを使う身になってみれば回路はどうでもよいわけで、問題は音そのものにありというわけだが、とにかく、KA7002の電子回路が採用した最新技術の成果には見るべきものがある。最終段の出力コンデンサーを取りのぞくにはPNPタイプのトランジスタが必要で、これまで高級アンプとしての要求にこたえる大出力型の石の国産化が思うようにいかなかったのであるが、KA7002では、実効出力50+50W(8Ω)というパワー・ハンドリングを実現させた。従来より、トリオの高級アンプの抜群のパワー・キャラクターは信頼感溢れるものであるが、純コンプリ回路のアンプを出すに際しても、余裕あるパワーを確保するために今日までの時を要したと理解すべきだろう。イコライザーは3段直結のNF型、高圧電源によリダイナミック・レンジも充分広くとられている。トーン・コントロールは2dbステップ式で、150、3300Hz、2K、6KHz のターンオーバーとロールオフの立上りが切換えられる現時点では大変オーソドックスなもの。フォノ入力は2系統、負荷インピータンス30、50Kの切換え、MC用の感度切換がある。スピーカーは3系統使用可能。ナル・バランス・コントローラーがついた。テープ・プレイが2系統となり、いずれからもモニター・タビングが可能。4チャンネル時代にふさわしく、2Ch、4Chのモード切換スイッチがあリ4Chのコントロール・アンプとしての機能もそなえている。その他マイク入力端子は標準型マイク・ジャックで設けられているし、コントロール機構は万全である。デザインは従来のKA6000の延長で、全く同じイメージといってよい。決して悪いデザインではないが、卒直なところ、内容が勝ったように思う。トリオのアタック・シリーズというのはコンポーネント・システムをシリーズ商品としてデザインの統一を計っているから、このアンプもその中に加えるものとして統一デザインとなったのであろう。しかし、欲をいうとこれだけの内容をもったアンプなら、もっともっと高級感というものが欲しい。それは、ラグジュリーな華美さをいうのではなく、バランスド・フィーリングというか、雰囲気をもった深い味いである。世の中の超一流品のみがもつ風格あるたたずまい、これが日本のオーディオ機器に望れてよい時がきた。それは、内容が優秀な技術の裏づけによって高度なものになったからであり、それとバランスしたソフトウェアーが望まれるのである。こんなことをいいたくなるほど、このアンプの音は、ぼくを魅了した。優れたアンプに共通してある、あのプレゼンスのよさ、音がスピーカーの振動板から離れて、前面にふんだんに拡散されてくる気持よさ、ほんの1時間あまりの試聴ではあったが、すっかりほれ込んでしまった。これで10年使ってもこわれなければ、世界の第一級品といえる。
 ぽくが録音してヴァン・ゲルダーがカッティングしてくれた八城一夫トリオ+3のピアノやホーン、ドラムスのヴィヴィッドな響きは血の通ったヒューマニティ溢れるサウンドだったし、猪俣猛のインパッシブなスキンのフィンガリングも抜群。ソビエトの新人イエレシュの弾いたムソルグスキーも、レオンハルトのバッハのゴールドベルク・パリエイションも、チューリッヒ・チェンパーのしなやかな弦のアンサンブルも、みんなそろって美しく、バッチリ聴きごたえのある高密度な音だった。

トリオ KP-3021, KP-5021, KP-7021

トリオのアナログプレーヤーKP3021、KP5021、KP7021の広告
(スイングジャーナル 1970年10月号掲載)

KP3021

トリオ KL-4060

瀬川冬樹

ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より

 同じトリオの3060、5060と一脈通じる、中高域に独特のツヤを持たせた、張りのある音質を持っている。ただ今回のテストでは、同社製品の中では、この機種が最も中高域の強調された印象だった。こういうバランスのためか、明瞭度が良く、音源がぐっと近づくように感じられる。いわゆる「音が張り出す」というイメージである。ただ、中域以上でチリチリ、シリシリという感じのスクラッチ・ノイズの類が割合に耳ざわりで、音の素性は必ずしも悪い方ではないのに、バランスのとり方にやや難があるように思われた。重低音は、このクラスのものとしては割合にしっかり再生される。
 KL3060と同じまっ黒のネットは、狭い住宅では雰囲気を暗くして好ましくない。この点と音のバランスとに検討が加えられれば、さらに良くなる製品だと思う。

採点表
大編成:★★★
小編成:★★
独奏:★★★
声楽:★★★
音の品位:★★★
音のバランス:★★★
音域の広さ:★★★
能率:★★★
デザイン:★★
コストパフォーマンス:★★★
(準推薦)

トリオ KL-3060

瀬川冬樹

ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より

 トリオのスピーカーは、新しいKLシリーズになってから、ガラリと音が変った。総体に中高域に独特のツヤが出て、音のバランス、音域間のつながりなどに欠点が少なくなかった。
 低音域は、たとえばオルガンやバス・ドラムのようなファンダメンタルの低い音域でも、一応不満を感じない程度には再生する(今回のテストでは、これ以前のローコスト・グループから、この点でははっきり一線を画した)。中低域はなめらかで美しいが、もう少し厚みが出ればなお良い。中高域はやや冷たい。高域は特別にワイドレンジではないが、一応不足はない。音の品位という点ではもうひと息というところだが、価格の安さを考慮に入れれば、なかなかうまい製品といえよう。ただ、前面サランネットの色は暗くて頂きかねる。

採点表
大編成:★★★
小編成:★★★
独奏:★★★
声楽:★★★
音の品位:★★★
音のバランス:★★★
音域の広さ:★★★
能率:★★
デザイン:★★
コストパフォーマンス:★★★
(準推薦)

トリオ KL-5060

瀬川冬樹

ステレオサウンド 16号(1970年9月発行)
特集・「スピーカーシステム最新53機種の試聴テスト」より

 トリオの新シリーズの中では、7060に次いで高級機の部類に入り、4060や3060と基本的には同じ構成をとっているのに、5060以上は、前面に金属の格子とひだをつけた装飾布とを配して、ゴージャスなイメージを出そうとする意図が伺える。この意匠には、明るさとか華やいだ感じとかはないにしても、重厚なイメージが一応成功している。
 さすがに市販品でもこのクラスになると、音の品位がかなり向上する。バランスは良好だし、重低音の量感もそう不満はなくなる。中~高域の独特のツヤのある音質のため、音像の芯がしっかりとして、ボケず、引締って澄んだ印象である。プログラムの種類を問わず、自然でよく広がる。ただ、長い時間聴きこむと、どうしてもまだ音に粗さがわずかに残っていることに気づくが、このクラスとしては、良くできた製品といえる。

採点表
大編成:★★★★
小編成:★★★★
独奏:★★★★
声楽:★★★★
音の品位:★★★★
音のバランス:★★★★
音域の広さ:★★★★
能率:★★★
デザイン:★★★★
コストパフォーマンス:★★★★
(特選)

トリオ KW-5077, KW-4066, KW-4077

トリオのオープンリールデッキKW5077、KW4066、KW4077の広告
(スイングジャーナル 1970年9月号掲載)

Trio

トリオ KA-2002, KT-2001

トリオのプリメインアンプKA2002、チューナーKT2001の広告
(スイングジャーナル 1970年9月号掲載)

KT2001

トリオ KL-4060, KA-2600, KT-3000, PC-250

トリオのスピーカーシステムKL4060、プリメインアンプKA2600、チューナーKT3000、アナログプレーヤーPC250の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

Trio

トリオ KL-5060, KR-77, MA-5100, KP-5021

トリオのスピーカーシステムKL5060、レシーバーKR77、パワーアンプMA5100、アナログプレーヤーKP5021の広告
(スイングジャーナル 1970年8月号掲載)

Trio1

トリオ KL-5060

菅野沖彦

スイングジャーナル 8月号(1970年7月発行)
「SJ推薦ベスト・バイ・ステレオ」より

 トリオのスピーカー・システムKLシリーズが発表された時、その音の方向が従来の方向と全く変ったという感想が多かった。たしかに、KL5060に代表される明るく開放的な音、豊かで力強い低音から充実した中音域の魅力は、それまでのトリオのスピーカー・システムにはなかった音だ。変った変ったといわれることはトリオにしては迷惑なことかもしれないが事実だから致し方がない。そしてまた、音の傾向が変るということはそんなに恥じることでもない。大衆の好みも変化するし、音楽も時代とともに大きく変動する。スピーカーが忠実な音楽変換器としての動作に加えて、個性的ファクターの介在を無視するわけにはいかない製品である以上、むしろ当然といってもよいのである。
 KL5060は30cmウーハーをベースに16cmスコーカー、ホーン・トゥイーターの3ウェイ・システムだが、ウーハーとスコーカーのつながりは実にスムースで音色的な不連続感がまったくない。ただ、スコーカーからトゥイーターへの連りにやや音色的な不統一がちらちらと顔を出すのが気になってきた。これはパルシヴなパーカッションなどよりも、弦楽器の合奏などでより明瞭に現れるようで、欲をいえば、このトゥイーターにもう一つ検討を加えられることだ。しかし、これはかなりぜいたくな要求で、一般的にいえば、欠点というものではない。むしろ、市販システムの中では全帯域のつながりは優れているといってもよく、特に高域のパワーに余裕があることはジャズ・ファンには大きな魅力である。KL5060はジャズのプログラム・ソースで試聴がくりかえされたと聞くが、トゥイーターを2本使ったことには必然性があると思う。高音域のエネルギー密度の高いジャズにおいて、しかも、フル・パワーで鳴らすのが好きなジャズ・ファンの要求にこたえるためには高音域のパワー・ハンドリングには充分注意しないと、耐久性で問題がでるのである。私が自宅でテストするスピーカー・システムのいくつかが、1〜2か月テストしているうちにトゥイーターが破損するもの続出である。どんなによい音でも、すぐこわれてしまったのではなんにもならない。ジャズ向きのスビーカー・システムの第一条件は大入力に耐えることだといってもよいのである。スコーカー・ウーハーの受持つ帯域が入力過大で歪みはじめればすぐ気がついて音量を下げる人でも、トゥイーターの受持帯域の歪、特に打楽器のパルシヴな波形の歪にはやや鈍感で音量にマスクされて聴いてしまう傾向があり、こういう状態を長く続けるうちにトゥイーターがこわれてビリ始めるということになる場合が多い。この点、KL5060では、スコーカー、ウーハーとバランスした許容入力とエネルギー密度の再現力をもったデュアルトゥイーター方式を採用しているから安心で、この7か月、自宅のテスト製品もSJ試聴室のものも全くトラブルレスである。また、2つのトゥイーターを使うということは音色的にも変化が現れるもので、こっちは、必ずしも良くなる場合ばかりではないが、使い方によってはトゥイーター独特の刺戟音を柔らげることでも役立つことがある。
 KL5060はこのようにジャズ・ファンにとっては安心して使え、しかも音の表情が一点の曇りのない力強いものだけにハード派には打ってつけのシステムといってよい。ベストバイとするにふさわしい製品である。しかし、今後のトリオにもう一つ期待したいのはソフト派の高い感覚性にこたえる品位の高いスピーカー・システムの出現である。ただし、品のいい音は脆弱になる危険性もある。これはジャズには絶対不向きである。大入力に耐え、しかも、繊細なニュアンスと高いセンスをもつ音、つまり抜群のリニアリティをもつハイコンブライアンス・スピーカーが理想である。

トリオ KL-5060, MA-5100, KR-77, KX-7010

トリオのスピーカーシステムKL5060、パワーアンプMA5100、レシーバーKR77、カセットデッキKX7010の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Trio1

トリオ KL-4060, KA-2600, KT-3000, PC-250

トリオのスピーカーシステムKL4060、プリメインアンプKA2600、チューナーKT3000、アナログプレーヤーPC250の広告
(スイングジャーナル 1970年7月号掲載)

Trio

トリオ KA-2600, KT-3000, KR-77, MA-5100, MX-1000

トリオのプリメインアンプKA2600、チューナーKT3000、レシーバーKR77、パワーアンプMA5100、MX1000の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Trio1

トリオ KL-5060, KA-4000, KT-5000, PC-250, TT-5066

トリオのスピーカーシステムKL5060、プリメインアンプKA4000、チューナーKT5000、アナログプレーヤーPC250、オープンリールデッキTT5066の広告
(スイングジャーナル 1970年6月号掲載)

Trio

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(スイングジャーナル 1970年5月号掲載)

TRIO

トリオ KT-3000, KT-5000, KT-7000

トリオのチューナーKT3000、KT5000、KT7000の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

KT7000

トリオ ST-8700 (IDS8700)

トリオのシステムコンポーネントST8700 (IDS8700)の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

ST8700

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

KX7010

トリオ KL-3060, KL-4060, KL-5060, KL-7060

トリオのスピーカーシステムKL3060、KL4060、KL5060、KL7060の広告
(ステレオ 1970年5月号掲載)

KL7060

トリオ KX-7010, TT-5066

トリオのカセットデッキKX7010、オープンリールデッキTT5066の広告
(スイングジャーナル 1970年4月号掲載)

KX7010

トリオ KT-7000

岩崎千明

スイングジャーナル 4月号(1970年3月発行)
「SJ選定 best buy stereo」より

 KT7000が出た時、この製品が日本のHiFi市場において、類に無い傑作であると感じた私は、トリオの工場へファルコンを駆って取材にいった。
 クリスタル・フィルターを用い、選択度のずばぬけたIF回路、ICを本格的に採り入れた回路構成、FETを採用して、入力混変調をシャット・アウトしたフロントエンド(入力同調回路部分)、さらに何よりも注目すべき帯域1メガヘルツ(MHz)のFM複調回路(ディスクリミネ一ター)。歪を極度におさえセパレーションを格段に向上させ、高音域までも信号洩れをおさえたステレオ・アダプタ回路、いずれをとってみても今までのFMチューナーの国産品はおろか海外製品をはるかに上回る高性能ぶりはカタログを見ただけではすべてを納得できなかったのであった。
 開発部長兼任の春日常務(当時)の部屋で手にしたKT7000は、中身も今までのチューナーの概念では計れないものだったし、その性能ぶりも予想を上回るすばらしさだった。
「カートリッジを換えて音がよくなるのをマニアならだれでも知ってるでしょう、チューナーだってまったく同じですよ。KT7000に換えれば今までのチューナーがどんなに音を取り逃がしていたかわかりますよ」という春日常務の言葉が少しも大げさでなく納得できたのである。
 チューナーにおいてその性能を判断する一つの手軽な方法として私は次のようなことをいつも試みる。
 局側でステレオ開始時に調整のためのソースを流すが、右チャンネルから音が出るとき、左の音をボリュームを上げて聞いてみる。左側の場合も同じだ。洩れ信号は必ずといってよいほどザラついて汚たない。つまりセパレーションの悪いチューナーでは単にセパレーションが悪いだけでなく、それは明らかに「歪」そのものなのである。
 この方法で確かめたとき、かたわらの出原開発部長がニンマリと笑って「KT7000は大丈夫ですよ。アダプタ回路の帯域が今までのよりずっと広いんです。これは縁の下の力みたいに目だたないのですが、技術的にも価格的にも大へんな仕事でした……」
 なるほど、見えない努力はここだけでなく、あらゆる点におよんでいた。クリスタル・フィルターのシャープな選択度特性は、単に数個組合わせただけでは完全なフラットな帯域特性をうることはむずかしく、さらに従来なおざり視されていた位相特性をよくする点がからんでトリオのすこぶる優秀な技術陣でも大へんな努力の積み重ねが強いられたという。しかしこれらの数多い技術的試練も成果を上げたといえよう。その後の、そして今日において.もベストセラーを続けるKT7000がすべてを物語る。
 このKT7000の人気が KA6000の評価を高め、その後この2機種を主力としたトリオのアンプ全体の売れゆきを高める索引力として大いに力あったようだ。
 最近KT7000が特にテープ・マニアに多く使われると聞く。私自身、接したテープ党にも圧倒的に使われており、また推めてもいる。理由は、最近ますますレンジが拡がり、ステレオ放送録音で高域でのビートを起こしやすいのがKT7000によって解消するからだ。つまりオーディオ・マニアが増えるにしたがい、オーディオ技術、ステレオ再生技術が向上するにしたがってKT7000の真価がいっそうはっきりし、その存在がクローズアップするというわけだ。
 このベスト・バイ紹介記に数多くの商品が登場してきたが、このKT7000は、おそらく今まで以上に長いベスト・バイを続けるにちがいない。本当に優秀な製品というのはそういうものだ。