Category Archives: スピーカー関係 - Page 99

パイオニア PW-63S, PW-50S

パイオニアのウーファーPW63S、PW50Sの広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

PW63

フォスター GZ-77

フォスターのスピーカーシステムGZ77の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

GZ77

トリオ KL-5060A, KL-2060

トリオのスピーカーシステムKL5060A、KL2060の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

KL5060

アコースティックリサーチ AR-3a

アコースティックリサーチのスピーカーシステムAR3aの広告(輸入元:フォスター電機)
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

AR

オットー SX-300, DCA-170X

オットーのスピーカーシステムSX300、プリメインアンプDCA170Xの広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

OTTO

Lo-D HS-201C, HS-250C

Lo-DのスピーカーシステムHS201C、HS250Cの広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

Lo-D

アルテック 879A Santana, 873A Barcelona, 893A Corona, 887A Capri, 890C Bolero

アルテックのスピーカーシステム879A Santana、873A Barcelona、893A Corona、887A Capri、890C Boleroの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

ALTEC

パイオニア SE-L20, SE-L40

パイオニアのヘッドフォンSE-L20、SE-L40の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

SE-L40

パイオニア SE-100, JB-100

パイオニアのヘッドフォンSE100、ヘッドフォンアダプターJB100の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

SE100

オンキョー E-63A MKII

オンキョーのスピーカーシステムE63A MKIIの広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

E63A

ダイヤトーン DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS301の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

Diatone

サンスイ SL-5, TAC-505, SR-1050

サンスイのスピーカーシステムSL5、レシーバーTAC505、アナログプレーヤーSR1050の広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

Sansui

ハーマンカードン Citation 11, Citation 12, Citation 13

ハーマンカードンのコントロールアンプCitation 11、パワーアンプCitation 12、スピーカーシステムCitation 13の広告(輸入元:ローランド電子工業)
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

Citation

クライスラー CE-1aII, CE-2aII, CE-4a, CE-5aII, CE-6a, TYPE-1u

クライスラーのスピーカーシステムCE1aII、CE2aII、CE4a、CE5aII、CE6a、トゥイーターTYPE1uの広告
(スイングジャーナル 1971年5月号掲載)

CE1

オンキョー HM-300A MKII

岩崎千明

電波科学 5月号(1971年4月発行)
「実戦的パーツレビュー」より

 オンキョーのHM500中音ホーンスピーカを取り上げて、推薦したことがあった。当時、発売間もなくだったこの中音ユニットは、その優秀性がひろく世に認められ、順調な売行きを見せた。
 わたくし個人も、このHM500の優れた中高音のお世話になったこともある。というのはわたくしごとで、少々申訳けないのだが、束京の中野で、ジャズ・ファンの溜り場みたいな喫茶店をやっている。この店で常用していた装置はJBLのアンプとスピーカシステムで、そのシステムD130(38センチ)とLE85(中高音用ホーン形)の組合わせをC40ハークネス形バックロードホーンに入れて使っていた。
 あまりパワーを入れ過ぎたためか片側の中高音用のこのユニットがびりつき出し、中をあけるとダイアフラムのエッジがバラバラになってちらばっていた。断線でなく、ダイアフラムのオーバースイングが原因のようだった。そこで急場しのぎに手持ちの国産中高音ホーン形をもってきて、音を出してみたのだった。
 LE85特有のアタックと、ひずみの少ない高品質の再生に、もっとも近かかったのがこのオンキョーHM500であった。これは、はからずも多くの人の耳で確められる試聴とその結果を得た。
 つまり、横においたユニットなしのLE85用ホーンHL91が鳴っているのであると多くの人に思われたのである。そのとき鳴っていた中高音用は、むろん、JBLではなくて、オンキョーHM500であったのだ。さて、話の本筋に入ろう。
 HM500に発揮したホーンスピーカの技術が新らしく、中音ホーンスピーカHM300を作り上げた。
 これを広告で知ったときから、その再生能力を自分の耳で一度確めたいと強く希ったが、たまたまオンキョーの秋葉原ショールームにおけるコンサートに引張り出されたチャンスに、この音に接した。
 そして、わたくしはこのすばらしい音が眼前の「国産品」から出ていることに驚嘆した。
 ひとことでいうなら、この中音ホーンスピーカの音は、まさにアルテックのそれだ。もう少し厳密にいうと、アルテックの華やかさを除き、そっけないぐらい素適な音である。
 今まで、どんな賛辞と共に聴かされた国産中音用ホーンでも、音を出して一瞬のうちに、それがまぎれもなく国産スピーカの音であることを知らされ、次になげかざるを得なかった。
 しかし、ホーンスピーカを中心とし、大きなエネルギー輻射を目的としているスピーカとしては、国産品というからを破って、外国一流品と太刀打ちできる製品は、市販品では絶無である。
 一度、外国製中音ホーンの優秀製品に出会えば誰でも認めざるを得ない事実であろう。口惜しいが、それが現状だ。いや現状であった。といいなおそう。今やわたくしの限前に、HM300が、高らかに鳴り響いているのではないか!
 HM300の良さ、それはずばぬけた高能率、再生帯域のひろさなどではない。もちろんそういう点でも、外国製の、さらにはっきりいえばアルテックの511B+802Dにいささかも劣るものではない。それはどに申し分ない高能率とワイドレンジであることは確かである。
 わたくしにとっては、「中音」の「質」そのものこそ重要である。これを形作るものは広帯域のピークのないf持と共に、過渡特性の優秀なことこそポイントであると考えている。
 ホーン形スピーカは過渡特性がいい、という定説は広く知られているが逆に、それ故にピークを帯域内に生じやすく、それが再生の質を大いに落してしまうことも現実の製品として少なくないのが事実だ。
 ハイパワーと高能率。フラットなf特と優れた過渡特性という相反するポイントが見事に結実してこそ優れたホーンスピーカが出来上るのである。中音域では、これが極端にむずかしいのが、国産ホーンに優秀製品が皆無であった理由であろう。
 HM500にみせたホーン形の技術、とくに注目すべき、リア・ダイアフラム形の採用によるエッジ部の共鳴の除去が強力形中音用HM300の完成をもたらしたのであろう。
 中音域が音楽再生においていかに重要かということをくどくど説明する紙面もないが、アルテック製品をもしのぐ国産中音ホーン形スピーカの誕生に、双手をあげて賞賛と推薦のことばをはなむけにしたい。
 なお、ひとこと付加えるならば、その55、000円という価格はオーディオマニアによってかなりの負担には違いなく、同級輸入品とほぼ同レベルにある。
 しかし、この級の中音ホーンを自分の装置に加えるほどのマニアだったら、また海外製品に匹敵し、あるいはこれをしのぐ性能を知れば、その投資に対し、十分な価値を認めるであろう。

パイオニア SE-100, JB-100

パイオニアのヘッドフォンSE100、アダプターJB100の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

SE100

Lo-D HS-500

Lo-DのスピーカーシステムHS500の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

Lo-D

パイオニア CS-E400, CS-E600

パイオニアのスピーカーシステムCS-E400、CS-E600の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

CS-E600

ソニー ULM3, ULM4, ULM6, ULM7

ソニーのスピーカーシステムULM3、ULM4、ULM6、ULM7の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

Sony

テクニクス SB-400, SB-500

テクニクスのスピーカーシステムSB400、SB500の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

SB500

サンスイ SP-3005

サンスイのスピーカーシステムSP3005の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

SP3005

YL音響 18000, EL-1000

YL音響のスピーカーユニット18000、ホーンEL1000の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

YL

フォスター RCF-233, ADP-02

フォスターのヘッドフォンRCF233、アダプターADP02の広告
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

RCF233

エレクトロボイス Aries

岩崎千明

スイングジャーナル 4月号(1971年3月発行)
「今月の新製品」より

 一見、アンティーク調の、暗い本箱を思わせるアーリー・アメリカンの家具デザインで、変形ブックシェルフ・タイプのスピーカーである。兄貴分のパトリシアンから受け継がれた重厚にして号かなサウンドで、節度ある深々とした低音と、ゆったりとした品のいい中音が、やはりエレクトロボイスでなければ得られないサウンドである。発売されたばかりの新型だが、何か伝統を印象付けられるのは決してデザインのためだけではあるまい。中味は30cmウーファーとドーム型の中音、高音という3Wayだが、このユニットはそれぞれ発売されていないというところにこのシステムに大きな魅力をプラスする。
 いままでのスピーカーが決ったように4面仕上げのデザインであったが、室内のアクセサリーに、クラシック調の民芸品的家具がこのところ復活している。アメリカでは、超豪華型システムはこうしたクラシック調のデザインのものが多かった。例えばアルテックのスパニッシュ調、JBLのフランス・プロビネーション調、ボザークとエレクトロボイスのアーリー・アメリカン調という個性を出していたが、中級に出て来たのがこのエアリーズである。サウンド、たたずまいとも魅力いっぱいのスピーカーである。

アルテック Santana, エレクトロ・アクースティック Miracord 50H

アルテックのスピーカーシステムSantana、エレクトロ・アクースティックのアナログプレーヤーMiracord 50Hの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1971年4月号掲載)

ALTEC