ナショナルのシステムコンポーネントSC660の広告
(スイングジャーナル 1968年6月号掲載)
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ナショナル SC-660
ナショナル SC-660
ナショナル FRONTIER640
テクニクス Technics 10A, Technics 20A, Technics 40A
瀬川冬樹
ステレオサウンド 3号(1967年6月発行)
「内外アンプ65機種の総試聴記と組合せ」より
10Aと20Aの組合せでは、バランスの良く品位の高い第一級の再生音が得られた。20Aはいかにも重量級の大型アンプだが、充実感のある音質で、スピーカーシステムをほとんど選ばず一様に見事によく鳴らした。特に20Aは、パワーアンプとして球と石とを問わず非常に完成されたパワーアンプである。
その点40Aは、ダンピングファクターをマイナスからプラスまで大きく連続的に変化できるというメリットはユニークだけれど、20Aの高品位の音質を聴いたあとでは少々聴き劣りした。しかしスピーカーの音色を音は場にコントロールできるのは強みである。
ナショナル SF-180M
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
15〜25、000c/sまでフラットな再生特性で、しかも高柔軟性垂直駆動方式の半導体ピックアップ。レコード盤をのせるだけで45−33のスピード切換が自動的に行われる新機構。側圧0でも自動的に回転ストップし、アームがオートリターンする機構。駆動はベルト・ドライブ方式。いずれも流行の先端をいく技術を取り入れてきる新製品。SN比45dB。カートリッジは、針圧1・5gである。
テクニクス FF-253 (Technics 100P)
岩崎千明
ステレオサウンド 2号(1967年3月発行)
「プレーヤー・システム・パーツガイド」より
アームが横にスライドするという驚くべき機構で、アームの理想的動作がこのプレイヤーで初めて成功された。このクリティカルなスライド・メカニズムが、この価格で製品としてあることは、マニアにとって嬉しい。この事実は松下のハイファイ界における大きな布石となることも確かだ。
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