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ガラード 401

菅野沖彦

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 もう10年になる古いオーソドックスな製品であり、機能や技術的特長では、現在の国産ターンテーブルとは比較にならない。オーソドックスなリムドライヴ型として現存する数少ないターンテーブルの一つとして貴重な存在。しかし実用性能では不満のないものだし、仕上げや雰囲気ではこれを上廻る新製品は少ない。

ガラード 401

瀬川冬樹

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 ワウ・フラッターなど、最近の国産DDと比較すると極めて悪いかに(数値上は)みえる。キャビネットの質量をできるだけ増して、取付けに工夫しないとゴロも出る。けれど、このモーターは音がいい。悠然とかまえて、しかも音の輪郭の明瞭で余韻が美しい。こういうところに、データで表せないふしぎさがある。

ガラード 401

瀬川冬樹

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 重いターンテーブルをリムドライブするという方式自体、DD流行で影が薄いが、EMTのプレーヤーと同様に、音の構築の確かさ・音の安定感等で、ひと味違うことを発見する。

ガラード 401

井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 DD型フォノモーター全盛の現在では性能面ではハンディが大きい。デザイン的魅力をかって使うためには、トーンアームとカートリッジの組合せがキーポイントである。

ガラード SL65B, SL75, SL95, 401

ガラードアナログプレーヤーSL65B、SL75、SL95、ターンテーブル401の広告(輸入元:シュリロ貿易)
(ステレオ 1970年4月号掲載)

Garrard