プレーヤーベース/アクセサリーの最近のブログ記事

トリオ KP-7700

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瀬川冬樹

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ'78ベストバイ・コンポーネントより

デザインがもう少し控えめならなお好ましいが音質は最も信頼できる。

デンオン DP-900M2

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井上卓也

ステレオサウンド 133号(1999年12月発行)
特集・「ジャンル別・価格帯別 ザ・ベストバイ コンポーネントランキング798選」より

塗装仕上げが美しいランバーコア材のプレーヤーベース部と、ソリッドな感じのターンテーブルが醸し出す、アナログ時代の旧き良きプレーヤーらしい印象は、旧いファンにとっては、ノスタルジックな感銘さえ受ける雰囲気がある。トーンアームは少し華奢ではあるが、トレース能力は高く、ハウリングマージンも十分。内容の濃さが魅力。

デンオン DK-300

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井上卓也

ステレオサウンド 48号(1978年9月発行)
「SOUND QUARTERLY 話題の国内・海外新製品を聴く」より

 DP80用に開発されたプレーヤーベースだが、他のデンオンのフォノモーターDP3000/6000にも使用可能だ。材料には、新しく開発されたインシュライトが使用してある。この材料は、2mm厚のブナ材にに特殊合成樹脂を含浸させ高圧のもとで加熱積層したものでDK300では70mm厚に積層した材料を使用している。
 仕上げは、独特の積層木目を活かしたタイプであり、アームボードは、4本のネジで取付けられていて交換が可能である。なお、シリーズ製品には2本アーム用のDK2300がある。
 DK300とDP80、それに、DA309トーンアームを組み合わせたシステムは、従来方式のターンテーブルを使った場合とはかなり異なった音がする。例えていえば、従来のタイプをやや硬質な、いかにもディスク的な音とすれば、2重構造ターンテーブルは、ラッカーマスターの音に近いと思う。固有の共鳴音が除去されたため、情報量としては一段と増大している印象である。

菅野沖彦


レコードリスナーズ アナログバイブル(ステレオサウンド別冊・1996年6月発行)

「注目モデルの徹底試聴 レコードプレーヤー」より


 イギリス製品の多い、アナログプレーヤーだが、これもイングランドではないがスコットランド製であるから、メイド・イン・UKである。そのなかではもっともキャリアーの長いプレーヤーだ。そもそも、このメーカーはアナログプレーヤーの製造販売でスタートした会社で、このLP12は基本的に約20年前の誕生以来のロングセラーモデルである。
 最近のアナログブームとは無縁の、気骨のど根性製品で、回転シャフト周りなどの若干の変更だけでこの長寿を保ってきた。見事なものである。今回の試聴には、電源部やベースのオプションをフル装備したものが用意されたが、ベーシックのLP12との価格の違いが開きすぎるように思う。つまり本体価格は27万円でこれに最低限必要な電源部とベースが4万8千円で42万円弱のカートリッジ・レスのベーシック・モデルに対し、フルオプションのトータル価格は同じくカートリッジレスで91万8千円となるので2倍強である。少々常識を欠いたオプション設定と言わざるを得ない。
 このプレーヤーのよさは実質価値にあり、贅沢な趣味性はない。しかもフルオプションにしても、見た目はほとんど変わらない実質主義に徹しているのである。さらば、音が3倍の出費に見合うほど改善されるであろうか? その期待をもって聴いたのだが、これがリンにとって裏目だった。ベーシックモデルでこそ絶賛ものだが、100万円のプレーヤーとしては当たり前という感想である。
 たいへん優れた再生音で、腰と芯の座った実感溢れる質感と妥当なエネルギーバランスが、どのディスクにも高水準の再生音として聴けたけれど、ベーシックでもこの水準をそれほど下回るとは思えない。はっきり言って、割高感があるのである。この製品の能力と音のよさは評価するが、機械としての高級感やデザインセンス、素材、加工精度、仕上げなどの魅力は100万円のものではない。

エンパイア 598III

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菅野沖彦


ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)

特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より


 まことにオーソドックスなイナーシャ重視の設計で信頼度が高い。デザインもスマートとはいえないが機械らしい親しみがある。数少ない心情的システムといえるだろう。

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