岩崎千明
週刊FM No.15(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.15(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.15(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No15(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
ジャズランド 7月号(1976年6月発行)
岩崎千明
週刊FM No.8(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.8(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.8(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.10(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
週刊FM No.10(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
今まで、何回となく、こんなによくなった、というメーカーの言葉ほどには変わりばえのなかったサテンのMC型。扱いやすさの点で確かに11型になったとき格段の向上をみせて以来、もっとも大きく音の良さを獲得したのがこのM18ではないだろうか。
岩崎千明
週刊FM No.10(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
電波科学 12月号(1976年11月発行)
岩崎千明
週刊FM No.19(1976年発行)
「私の手にした新製品」より
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
英国のオーディオ機器には、かなりはっきりしたサウンド志向が共通的にみられる。それは昔からのスピーカーにズバリと出ているのだが、ローエンドにあまり延びていない低音の弾むようなエネルギー感、中低域のねばるような甘さ、中高域は一転して華麗さを強め、さらに高域でハイエンドにすっきりと延ばしつつ、きらめきを加える、といったスペクトラム・バランスをもっている。ゴールドリングという英国で数少いカートリッジもまったくその通りであった。それが今回大幅の改良を受けて新製品となったが今までとはまったく違ってしまった。G900SEは、今までのどぎつさが全然おさえられて、極めて高い品質を感じさせて、驚異的な向上を音の上で感じさせる。フラットレスポンスとワイドレンジ化への志向をこのカートリッジも持ったのである。しかも中域での心地よいあまさは質を高めてそのまま受け継がれており、高域のクリアーな品の良さと加えて実に優雅なサウンドイメージを作る。高価になったがそれに見合う向上だ。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
現代の高級カートリッジのおびただしい優秀品の中にあって、このEMTのプロ用に日本のファンが目をつけた理由は何なのだろう。おそらくその根底にオルトフォンSPUへのノスタルジックな要望と軽針圧カートリッジとの融合があるのだろうと思われる。事実、XSD15は、アームとのコネクター以外プロフェッショナル型のTSDと変らず、その音はどっしりして力強い低音に支えられた中低域の厚さと中域以上でのすばらしい例えようのないきめのこまかさと鮮鋭な分解能力とにあろう。それはまるで西独の観光用カラー写真にでもみられるようなすみずみまであくまで克明な本物以上のスーパーリアリズムにある。だからリアルを通り越して悪いというのはないし、この超現実感の魅力は一度接したが最後、ふり切ることはできなくなる、妖しい魅力でもある。ステレオ音像の驚くべき確かさ、やや中央に集りがちなスケール感さえも再生音楽をいっそう本物らしくしてしまうのだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
エンパイアは米国の電気音響部門中心の大規模な総合オーディオメーカーで、主力はスピーカーとプレーヤー・カートリッジなど変換機器を中心としたメーカーだ。カートリッジもMMではなくムービングアイアン方式の音質的にも技術的にも他社とは違った所に位置していて、サウンドの面から強いオリジナリティを持っている。つまり、どちらかというと、米国系の一般的大メーカーの平均的傾向でもある繊細だがデリケートな音とは違ってヨーロッパ系に似た力のこもった張りのある力強い弾力的な音が本来の姿勢であった。ところがこの数年来、力強さを押さえ、品の良さを表面に打出してシュアーと争ってきた。その最終的な製品が1000Zであった。一昨年から再び、かつての力強いサウンドが製品によみがえってきて、その意欲作4000の大成功がこれに自信を与えることになって、今年はすべて主力製品は4000を受けついだ2000Eを加えたニューラインアップだ。
その音は、広帯域かつ、中低域から低域にかけて力強く、張りのある音だ。しかもハイエンドは十分に延びてスッキリしており、輝きも適度に持って明快なサウンドを特長としている。
エンパイアの4000以後のもっとも大きな特長は針圧の許容範囲が、適正値を中心にプラス・マイナス100%ぐらいの大幅な点であろう。4000以前の軽針圧高級品1000Zでは、この点がとかくいわれて、ほんの少しでも重すぎると針先がもぐってカートリッジのボディの下を盤面でこすってしまうという初歩的なトラブルが多くあった。かといって時代の至上命令、軽針圧化のためにはカンチレバー支持をできるだけやわらかくしなければならず、この辺がエンパイアの新型全般の最大の利点をなしている。
2000Eは、もっともポピュラーなタイプで昔からのエンパイアの伝統的路線でもあるメリハリの効いた明快なサウンドを持つ。聴感上、レンジは広くないが、歌などの間近な再現性、楽器のパンチあるサウンド。誰にも使いやすく気軽に音を楽しめるカートリッジである。その上、音場の拡がりは十分でないがステレオ音像の明確な定位もすばらしい。
2000E/IIIは、2000とはまったく違って、これは4000D/IIIの普及型といった方が近いだろう。レンジは、4000ほどではないにしろ、すばらしく広帯域かつ、その高域は決して薄くなく輝きがあり、中域の充実感と低域のよく延びた量感とバランスよい再生ぶりだ。やや中域での力強さが控え目で歌などでそれを良く感じられる。
4000D/IIIは、価格からは他社のトップクラスに相当するわけで価格からすればこれは良くても当り前ということになる。だがそれにしてもエンパイア、シュアーやADCとはまったく違った路線から推めて、極点に達すると、他社の最高価格品と結果的に同じ方向へひたはしり、ということになるのだろう。だから4000は低音感にパンチがあり、力強さを音の芯に持っているという点以外は、米国他社一流品と似ているといえよう。4000D/IIIはこうした僅かの差がもっとはっきりした形で感じられ、ステレオ音像のすばらしい確かさが違いとなっていることが特長だ。むろん高価だがこの差は数字として性能的、技術的な差なのだ。
2000Zは1000Zの改良型でこれのみが広帯域型で、かなり控え目な細身のサウンドで、針圧のクリティカルな点も旧シリーズ直系だ。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
西独のもっとも伝統を誇る音響メーカー・エラックはハイファイ初期以前から専門の音響電機変換器の名うてのメーカー。日本市場で名を知られてきたのは比較的新しいが全ヨーロッパのこの分野での草分けでもある技術技術力を背景とした優秀なカートリッジは文字通り世界トップクラスだ。全体にバランスの良い音と中声域でのソフトながら充実した鳴り方が、他の米国製品などにない魅力的要素として重要なポイントだ。一般にMM型の中音域はMC型にくらべてどうも希薄になりがちなものだが。
STS155−17は最下クラスである。この上の品種STS255−17と共に円錐針で、針圧もこの2種がやや大きい。一万円台の前後にあるこの2種は共に高出力MM型でサウンド的にもよく似ていて安定した低音と、バランスの良い帯域が特徴。155の方がいく分低音での力強さを持ってより若いファンを意識したものといえる。あまりこまかな表情は望むのが無理だが、大づかみに捉えて音楽の楽しさをよく出してくれる。高域での鮮かさもほどほどにおさえていて、安物というイメージは全然ない。
STS355Eは一段と軽針圧のSTS455Eと並んで楕円針つきの主力品種だ。きわめて広い帯域特性は、音溝に針先の入ったときのスクラッチの音の静けさからも判断できる。このクラスになるとソフトな感触ながらも音の粒立ちの良さが出てきて、クッキリとした音のディテールが中域から高域にかけて一段と加わる。歌などでこれが、美しい生々しさを作る。重低音域での豊かさは455系で、音をマクロ的にまとめる。
ステレオ感の自然で、拡がりの良いのもこのクラスの大きな特長だ。エラックサウンドの特長ともいうべき豊かな音の厚さは、ステレオ感の十分なる拡がりが大きな貢献をしていよう。低域で音がゆったりしていながらその音場がふやけたりくずれないのも、エラックのMMの良さの重要なポイントだ。こうした特長はエラック共通のものだが普及クラスではそれが十分に出てこないが。中級品でははっきりと音像のスケ−ル感と定位の良さを誰しも認めることができよう。
STS455Eでは355よりさらに暖かさとか自然感が増して、一層聴きやすいが、粒立ちはさらにこまやかで、分解能力も一層向上している。
STS455のさらに上級機種がSTS555Eである。高域の拡張が一段と増し、音域全体にわたってサウンドとしてもスッキリとしたイメージだ。低音域も高音域もよく延びているが、力強さという点はずっと押えて、きめのこまかい音だ。楽器の多い時にその細部まで十分にクローズアップさせるほどに、粒立ちがこまかい。しかも全体の厚さも出せる。ただ、中声域のゆたかさ、あるいは厚さとなると455に一歩をゆずる。
STS555Eをより広帯域化させた上、その針先をシバタ針にしたSTS655D4は、CD−4対応型だ。超高域でのカッチリとしたきめこまかさを一段と充実させた音でその違いは確められるが、ステレオ時の音の厚さとかゆたかさが少々物足りなくなるようだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
デンマークといえばオルトフォンで他の名のイメージはどうも影がうすれてしまう。B&Oの場合、決してただカートリッジのみを作るメーカーではなくて総合的なオーディオメーカーであり、特にこの数年来、B&Oのオートマチック・プレーヤーで日本でもすっかり注目株になってしまった。当然、そのカートリッジに対しての関心が高くなり、これがまた意外にいい。オルトフォンと同じ国だからサウンドイメージとしては似ていたところで不思議はなく、オルトフォン本来のサウンドとは同じ源から端を発しているのではなかろうか。つまり、決して広帯域ではなくかなりはっきりした低音と高音での強調が、全体のサウンドの基礎をなしている。B&Oではオルトフォンよりそれが一段と強く、B&O独特といわれる鮮烈なサウンドを形成してきたようだ。新型ではそれを脱しつつあるとはいえ基本的にはそうした路線は今も続いているといってよかろう。高級品ほどそれは大幅に改められて今日的な広帯域フラットを求める方向にある。
MMC3000は、昔ながらの低音強調的、力強いサウンド。中域は厚く、中味の濃いという感じで、ちょっと聴くと粒立ちは良いが、実際に永く聴くと地が出てしまう感じ。しかし安定した再現性と高音の輝きもあるバランスの良さで、初級ファンには推められる。
MMC4000は、格段と本格派で、広帯域感もずっとそなわり、高域のスッキリした延びが、これ以上の上級機の共通的特長だ。中域での充実感も一段と増し、それもはるかにち密になって細やかな表情の再現性が、歌などによく表れる。低音の力強さも、一段と引締った充実感として感じられる。高音域の輝きは意識的な面がなく品位も高い。概して、3000の高級化というより別種の感じだ。
MMC5000は中域の充実感がますます加わり、ぐっとクリアーだ。低域の力強さも中味のずっしりつまった厚さとして感じられる。高域の輝かしさを加え、全体にバランスのとれた高品位の鮮明で的確な音。
MMC6000は、MMC4000に一段と品の良さを加えたイメージで受けとれる。こまかい表現力の拡大とより広帯域化を図りゆったりした低音と、刺戟的でない中音を与え、大人の音楽ファンに向けたものだろう。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
MKVは、従来の路線上にあって、独得の力強くダイナミックな迫力を特長としている。あくまでめりはりが効いて、音の立上りを強調しながら表現してしまうため、ピアノとか打楽器では、思わず息を止めてしまうほど鮮やかできれいだ。その反面、歌になるとどうしてもサシスセソが目立ってきて、それが気になってどうしようもなくなってしまうほど。単独の楽器のスケール感はよく出てるが、オーケストラや、ステージ感となると不足気味。
Veeは楕円針付なのだが、音はかなり違って、大へん広帯域感が強く、全体のイメージとしてスッキリした音となって感じられる。音の粒立ちはV同様たいへん優れているが、Veeの方がはるかに細かい粒子を思わせて、歌などの子音の強調感がずっと押えられている。オーケストラの楽器の分解能力もよりこまやかで、スケール感も出てきている。定位は抜群によく、安定した再生音を聴かせてくれる。
岩崎千明
ステレオサウンド 39号(1976年6月発行)
特集・「世界のカートリッジ123機種の総試聴記」より
すでに市場にあったシリーズを一新して、今までのゴツイ外観を改め、従来より格段に聴きやすい音となった。ヨーロッパの音響製品に共通の、きわめてち密なサウンドと、低域、高域の力強く張りのある充実感がAKGのカートリッジにもみられる。
P6Rは、もっとも普及価格のもので、名前から円錐針のついたものと判断される。この品種のみが、やや重い針圧を要求されていて、サウンドの上でも他とは少々違ったイメージを受ける。つまり力強さの外側に厚い衣をかぶらせたような、従って耳当りの良い暖かさ、まろやかさを感じさせ、加えて低音域でのどっしりした重量感が音全体のイメージを大きく変えてしまっている。あまり細かい表現は不適だが、全体を大づかみに捉えて聴きやすく再生する、といった風で、歌なども聴きやすい。バランスの良さがこうしたサウンドの魅力の根底を作っているのだろう。
P7Eは、P6Eとよく似ているがP6Eのような力強さが、いく分おとなしくなっている。P6Eではくっきりしたクリアーな力と感じられるイメージがあったが、それに対してP7Eでは、もっとさわやかな新鮮さとなって、力強さもないわけではないが品があり、ヨーロッパ製ならではのソフトな耳ざわりを醸し出している。高域でのスッキリした冴えた響きも意識的でなく、品位が高い。ステレオ音像も、十分な拡がりの中に安定な確かさで定位する。ステージ感も要求されれば、最高の水準で再現してくれるし、歌などでは、きわめてリアルで自然な形で音像が浮かび出す。
P8Eは、最高ランクだけにまるで拡大鏡でのぞくようなミクロ的な分解能力が何より見事だ。くっきりと、こまやかな音の表現をやってのける。ただその反面、少々鮮かすぎて、ソフトフォーカスのニュアンスにかけ、雰囲気のある再生には不向き。力強くスッキリした低音、キラキラした鮮明な高音域、加えて新シリーズ中もっとも充実感のある中声域。ステレオの拡がりも極めて大きく、定位の良さも抜群で、音楽の中に踏み込みたいという聴き手の要求をあらわに反映してくれる。
岩崎千明
音楽専科 1月号(1976年12月発行)
「YOUNG AUDIO 新製品テスト」より
岩崎千明
スイングジャーナル 1月号(1976年12月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
音楽専科 10月号(1976年9月発行)
「YOUNG AUDIO 新製品テスト」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1976年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
音楽専科 9月号(1976年8月発行)
「YOUNG AUDIO 新製品テスト」より
岩崎千明
ジャズランド 9月号(1976年8月発行)
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1976年8月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
ジャズランド 8月号(1976年7月発行)
岩崎千明
ジャズランド 8月号(1976年7月発行)
岩崎千明
スイングジャーナル 8月号(1976年7月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
オーディオ専科 7月号(1976年6月発行)
岩崎千明
電波科学 7月号(1976年6月発行)
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1976年5月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
8つのスピーカー・システムということで、それを考えると、いざ名前を挙げるに従って8銘柄では少々物足りないのに悩んでしまう。
8番目は、英国の名器とうわさ高い「ヴァイタボックス」の大型システムか、あるいは米国のかつてのビッグ・ネーム「クリプシュ」の現在の大型システムか、この2つのうちのひとつを挙げるのが、まず妥当なとこだろう。次点として、英国のローサの、これもコーナー型のホーンシステム。どれをとっても、低音はコーナーホーンで折返し形の長いホーンをそなえている。どれかひとつ、といういい方で、この中のひとつを絞るのは実は不可能なのだが、あえていうならヴァイタボックス。
但し、これらは手元において聴いてみたいと思っても、それを確かめたことは一度もない。だから、人に勧めるなどとは、とてもおこがましくてできないというのが本音だ。そこで、よく知りつくしたのを最後に挙げよう。
AR2aXまたはKLHモデル4だ。
ARは今や2aXとなったが、その原形のAR2を今も手元で時折鳴らすこともあるくらいに気に入った唯一の本格的ブックシェルフ型。ARの低音はしばしば重すぎるといわれるが、それはAR3以後の低音で、AR2においては決して重ったるい響きはない。あくまでスッキリ、ゆったりで豊かさの中にゆとりさえあって、しかも引き緊った冴えも感じられる。高音ユニットは旧型がユニークだが、今日の新型2aXの方が、より自然な響きといえよう。
KLHのモデル4は、同じ2ウェイでもブックシェルフとしてARよりひと足さきに完成した製品で、ブックシェルフ型の今日の普及の引き金となった名器だ。今でも初期の形と少しも変わらずに作り続けられているのが嬉しい。AR2よりも、ずっとおとなしく、クラシックや歌物を品よく鳴らす点で、今も立派に通用するシステムだ。持っていたい、たったひとつのブックシェルフといってよいだろう。
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
ヤマハのオーディオ技術は他社と違って、はっきりした特長がある。それはオリジナル技術を持っている点で、アンプのV-FET、スピーカーのベリリューム・ダイアフラムだ。ともに他社にその類似製品があるが、ヤマハの場合、独力に近い形で一から始めて商品化に成功し、製品化にこぎつけたという点でユニークだ。
ベリリューム・ダイアフラムは、それまでのジュラルミン系のダイアフラムにくらべ2倍も硬度が高く、重さはかえって軽いという驚くべき金属で、これが高音用に用いられると、同じ口径なら1オクターブ上の周波数範囲までピストンモーションが確保される。つまり理想状態でスピーカーが動作する。
NS1000Mとして中音、高音にこのベリリューム・ダイアフラムを着装したシステムは、おそらく始めて海外製品を越えたサウンドを得たと断言できる。このシステムを聴いて海外メーカーの技術者は、おそらくどれほど驚いたことだろう。
オーディオファンとして、JBLのシステムと切換えて、それに匹敵するサウンドの国産品が誕生したことを、半ば信じられない形で驚嘆した。それは、もう1年も前か。今、その第2弾としてヤマハNS500がデビューしたばかりだが、普及価格帯にまでベリリューム・ダイアフラムが登場したことには、オーディオ王国・日本の誇りと心強ささえ感じたものだ。
さて1000Mのデビュー以来、このシステムはいろいろな形で常に座右にあってモニター用としての威力をふるっているが、そのすばらしさは誰かれとなくスピーカーにおいての国産品を見直すきっかけを作ってきた。
10万円のスピーカーにしては1000Mの外観は少々おそまつかも知れぬが、それは実質本位のなせるためで、黒檀仕上げの14万円の1000の方が、より風格も雰囲気もあるのは当然だ。しかし10万円のシステムというラインの中でのNS1000Mのサウンドの魅力は、何にも増して強烈だ。マニアほどそれを鳴らさんと、やる気を起こさせる。
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
世界のスピーカーがすべて「ローディストーション、ワイドレンジ、フラットレスポンス」を目指す今日、その先見の銘をもっていたのがダイヤトーンの305だ、といったら誰かになじられようか。事実、三菱がハイファイ・スピーカーに志向し始めたとき、その目標としたのが前提の3項目であるし、それはなんと今から20年も前のことだった。
その最初の成果が30センチの2ウェイ305であり、続く2弾が16センチのP610であり、どちらも20年以上の超ロングセラーの製品なのだ。305は最初、良質なる音響再生に目をつけたNHKによってモニター用として使用され始め、今日にいたるも、その主要モニターとして活躍し続けている。30センチの大型ウーファーに5センチの高音ユニットを、1500Hzのクロスオーバーで使うこの2ウェイ構成は、なんとごく最近の英国KEF製のBBCモニターにおいてトゥイーターユニットが2つだが、まったく同じ組合わせの形をしている。これは果たして偶然なのであろうか。KEFのモニターが、よく聴いてみればダイヤトーン22S305と酷似しているのは当然すぎるほど当然だ。三菱305の場合、日本のマニアからみれば国産品という点において、いわゆる舶来品との違いが商品としての魅力の点で「差」となってしまうのが落し穴なのだ。
だから、もう一度見直して、いや聴き直してみたい。それがこの2S305だ。いくつかの驚くべき技術が305には秘められているが、そのひとつはウーファーのボイスコイルだ。そのマグネットは巨大で、ヨークの厚さに対してボイスコイルが短かい、いわゆるロングボイスコイルの逆の、ショートボイスコイル方式だ。これはダイヤトーンのウーファー以外には、JBLの旧タイプのウーファーだけの技術である。国産品の中にJBLの技術にひけをとらないといい得るのは、なんとこの305だけなのである。JBLなみに手元におきたいモニターシステムというのは、その理由だ。
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
タンノイという名称が意味するのは、今やスピーカーの中でも、もっとも英国的、ジョンブル的な色合いを強く残した響きを感じさせる。事実、タンノイは昨年、米国企業に合併された今日といえども、もっとも英国的なスピーカーを作るメーカーとして日本の高級ファンに受け止められている。戦前は英国の車載用音響機器のメーカーとして知られたキャリアーをもつが、戦後はもっばら高級ハイファイ・スピーカー・メーカーであるとされてきた。
その作るユニットはたった3種、10インチ、12インチ、15インチのそれぞれの口径のコアキシアル2ウェイ・ユニットで、特長とするところは中央軸にホーン型高音用ユニットを備えており、低音のマグネットを貫通したホーンが、そのまま低音コーンのカーブを利用して大きな開口となっていて、1500Hzという比較的低いクロスオーバーをそなえた2ウェイ・ユニットなのだ。これは、アルテックの604を範にして作られたものだが、細部は独創的で音響的にも英国製品としての生すいの血筋を感じさせる。中音のやや高めの音域の充実感は、いかにもクラシック音楽の中核たる弦楽器をこの上なく、よく再生する。
タンノイのこうした魅力は、かなり米国的になった現在のニュータンノイといわれるもの以前の製品に色濃く感じられるので、できることなら、その旧タイプのユニットが望ましい。ワーフデルとかグッドマンとかの、かつての英国サウンドが今やみる影もなく、ちょう落してしまった今日、僅かにタンノイにおいてのみ、その栄光が残されているうちに、マニアならば入手しておきたいという心情は、単なる良い音へのアプローチという以上のノスタルジックなものも強くこめられている。それは今日の隆盛をきわめるハイファイの引金となったに違いない英国のオーディオ技術、サウンド感覚の没落を悲しむ、ひとつのはなむけで
もあるし、日本武士のたしなみでもあろう。じゃじゃ馬ともいわれるその使い馴らしの難しさも、今や大きな魅力となろう。
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
スピーカーが振動板というひとつの重量物、いくら軽いとはいってもそれは重さのあるものだが、それを動かして空気中で音波を作り出すことを土台としている以上、作り出した音波自体が避けたくとも、大きな制限を受けることになる。楽器の中に限ったとしても、打楽器以外の天然の音はすべて、重さのある振動板によって作られた音ではないから、もしそれを本物らしく出そうとすると、振動板は「重さ」があってはならない。
例えば管楽器のすべてがそうだ。木管ではリードが振動して音源となるが、リードは竹の小片で高音用スピーカーの振動板なみに軽い。しかし高音用ユニットでは、木管の音は出そうとしても出るわけがない。ときおり、もっと重い振動板によって軽やかな管楽器の音を出そうということになる。それがバイオリンのような小がらの弦楽器になると、もっとひどいことになる。バイオリンの弦の重さは、高音用ユニットの振動板よりも軽いくらいだから。
ESLと呼ばれて、今日世界に例の少ないコンデンサー型・スピーカーが高級マニア、特に弦楽器を主体としたクラシック音楽のファンから常に関心を持たれるのは、そうした理由からだ。コンデンサー型システムの音は、あくまで軽やかだが、それは振動板がごく薄いプラスチックのフイルムだからであり、それは単位面積あたりでいったら、普通のスピーカーのいかなる標準よりも2ケタは低い。
つまり、あるかないか判らないほどの軽い振動板であり、ボイスコイルのような一ケ所の駆動力ではなくて、その振動板が全体として駆動されるという点に大きな特長がある。つまり駆動力は僅かだが、その僅かな力でも相対的に大型スピーカーの強力なボイスコイル以上の速応性を持つ点が注目される。過渡特性とか立上がりとかが一般スピーカーより抜群のため、それは問題となるわけがない。ただ低音エネルギーにおいてフラット特性を得るため、過大振幅をいかに保てるかが問題だが、ESLはこの点でも優れた製品といえる。
岩崎千明
サウンド No.6(1976年5月発行)
「岩崎千明のグレート・ハンティング これだけは持ちたいコンポ・ベスト8(スピーカー編)」より
アルテックが日本の高級オーディオ・ファンにとって、どうしても重要なイメージを持つのは、それがウェスターン・エレクトリックの音響機器製造部門としてスタートしたメーカーであるからだ。もうひとつは、米国を中心とした全世界の音楽産業において、もっとも古くから、もっとも広く使用されているスタジオ用モニター・スピーカーのメーカーであるからだ。
モニターということばがスピーカーに用いられる最初の動機は、このアルテックの有名なコアキシアル大型ユニット604であった。もっとも最初は601であったが、602を経て604となり、その原形が今日とほぼ同じとなって30年は経つ。音楽が再生系を経てリスナーの耳に達するのが常識となった今日、プロフェショナルの関係者の使用するモニター用スピーカーが何であるのか、それを使うことによって、もっとも原形に近い再生状態が得られるに違いないと信ずるのは、ごく当然の帰結であろう。
その604は今75年後期に大幅の改良を経て604-8Gとなった。8Gは8オーム型、16Gは16オーム型なので、日本では8Gが一般用として出ているが、当然16オームの16Gも現存することになる。今までの604Eにくらべて、ウーファーのf0を1オクターブ半以上も下げることにより、ローエンドの再生帯域を拡大し、また高音ユニットのダイアフラムの改良で、ハイエンドをよりフラットにして実効帯域内の高域エネルギーをずっと高域まで平均化して、フラットを完ぺきに獲得した。
今までは、高域になるに従ってエネルギーが次第に増えるハイ上がりの特性であったのが、ごくフラットな平坦特性を得たため、ずっと聴きやすく、はるかにスッキリした再生特性を持つことになった。つまり、アルテックの現代性志向をはっきりと反映した新型ユニットといえよう。いままでアルテックをモニター用、音の監視用といういいわけで避けてきたマニアも、604-8Gは音楽再生用として受け止めよう。
JBLの最新最強力のシステムが、間もなく始まる6月の米国CEショーで発表される。これはL400と呼ばれる4ウェイシステムで、JBLのコンシューマー用初の4スピーカーシステムだ。おそらく、日本では70万円前後の価格で年内に発売されることになろうが、その母体はすでにあるスタジオモニター4341であろう。L200がスタジオモニター4331・2ウェイシステムと同格、L300が同じく4333・3ウェイと同じランクにあるのと同じように。
このL400は、当然ながら38センチの低音ユニット、25センチの中低音用。ホーン型中高音用はLE85相当のユニットつき。それに077相当の高音ユニットの4ウェイ構成で、その狙うところは低歪、広帯域フラット再生だ。現代のハイファイ技術をそのままの姿勢でスピーカーに拡大した形といえよう。
ところで、こうしたスピーカーのあり方は今日の全世界では共通なのだが、それがJBLシステムとして、他社との違いは何か、という点を具体的に追い求めていくと、D130ユニットになってしまう。D130は38センチ形のフルレンジだが、30センチ版がD131という名として知られており、これは4ウェイ5スピーカーのスタジオモニター4350の中低音用として、今日もっとも注目され、アピールされている。
このように、JBLユニットのフルレンジの原形たる38センチD130から発したJBLサウンドが、もっとも現代的な形でまとまったのがL400に他ならない。L400はJBLの一般用システム中パラゴンを除き、最高価格のシステムになる。パラゴンは左右ひと組で3、600ドル。L400はひとつで1、200ドルは下るまい。ステレオで、3、000ドル近くでパラゴンに近い。L400の良さは具体的に接してみないと定かではないが、モニター4341から発展した音楽用で、低音をより充実して、ハイファイ志向に強く根ざした広帯域リブロデューサーの最強力形には違いあるまい。
ステレオ全盛の今日、ステレオ用として十分に意識され考えられたスピーカー・システムが果たしていくつあろうか。ステレオ初期からあった「ステージ感のプレゼンス」を考慮して、高音を周囲360度に拡散するとか、音の直接放射を壁面に向けて壁からの反射音によって「拡大されたステレオ感」と「遠方音源」の両面から「ステージ感」を得ようとする試みはヨーロッパ製を始め、多くの英国製品にみられた。
しかし、リスニング・ポジションをかなり限定されてしまうという点で、今日の主流となっている全エネルギー直接輻射型システムと何等変わることはない。つまり、現在のスピーカー・システムをステレオ用として使うことは、モノラルにおけるほど広い融通性を持っているわけではなくて左右2つのスピーカーの間の、ごく限られた一定場所においてのみ、正しいステレオ音像が得られるにすぎない。そのスピーカーの大小、部屋の大小に拘らず、理想的にはただ1人だけに限られる。
パラゴンの場合、驚くべきことに、その設置された部屋のどこにあっても、ステレオ音像はほとんど変わることなく、両スピーカーの中心にある。たとえ部屋のどこにいて聴こうが、変わることはない。こうしたスピーカーが他にあるだろうか。
しかも特筆すべきは、このシステムが低音、中音、高音各ユニットともホーン型のオール・ホーンシステムであるという点である。
パラゴンが、現存するオール・ホーン型の唯一のシステムであるということだけでも、その価値は十分にあると、いってよいが、パラゴンの本当の良さは、ホーン型システムというより以上に、ステレオ用としてもっとも優れた音響拡散システムであるという点を注目すべきだ。ただ1人で聴けば、コンサートホールのステージ正面の招待席で、ステージを見下ろすシートを常にリスニングポジションとして確保できる。また部屋を空間と考えれば、その空間のどこにあっても、もっとも優れたステレオ音像を獲得できる。パラゴンでなければならぬ理由だ。
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1976年3月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
ソニックスは海外でよりその名を知られた最もポピュラーなスピーカー専門メーカーで、その作るブックシェルフ型は価格対品質、あるいは実質的投資という点で他社に先がけてきた。クォリティ一辺倒というよりもその価格帯でのユニット構成という点でも優れる。大型システムにも匹敵するスケールの大きなサウンド、やや華麗な中域の充実感などが全体的な特長だ。
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
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コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
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コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
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コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '76(1975年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ25選」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '76(1975年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ25選」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '76(1975年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ25選」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1975年6月発行)
「ベスト・バイ・コンポーネントとステレオ・システム紹介」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1975年6月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
60W/60WのFETアンプは、前作よりも中域のクリアーな音の粒立ちと引きしめた低音とで、音の麺で向上が感じられる。ただ価格からやむを得まいがいかにも中級の作りだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
発表後すでに二年を経ていまなお他社のトップクラスのアンプと比べてもひけをとらないのは、電源部のゆりとある完璧さからか。怒濤のようなパワー感は、聴きものだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
アルテックのスタジオモニターのユニットとして米国のHi−Fiを創る底力となり基礎となってきたユニット。その功績は敬意を表するに十分。最新型は高域が一段と拡張された。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
マランツ10B以来という低歪のオーディオ特性で注目されたマッキントッシュには珍しい高級チューナー。ダイアル面などに新鮮さも欲しいがそのオーソドックスな点も魅力。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
米国の高級アンプの中でも珍しく量産されているSAEアンプのうちでも特に高い質を、製品のメカにも音にも感じられる。すっきりした中に美しさも秘めたサウンド。
岩崎千明
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
パイオニアが高級マニアも決して忘れていなかったということをはっきりと知らせてくれた点で、価値が高い製品だ。コスト対パワーなんていう馬鹿げた基準をくつがえす傑作だ。
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
テクニカのアームの使いよさは、メカの堅牢さに加え、その安定さもおおきな理由となっている。必要以上の高感度と取りかえに実用的丈夫さと機構とが愛用者の支持理由。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
必ずしも優れた周波数特性ではないにしろ、この豊かな低域と力強い輝きある中域は、まぎれもなくオルトフォン直系の色を濃くもっている点で、私を含め愛用者は少なくない。
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
グレースの、最新最高級の優秀品。優れた周波数特性、極めて安定したトレース性能がベストセラーの裏づけだ。大ヒットしたF8の品の良い明るさを加えている。
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
ピカリングの業務用として、とくに広い帯域は望まないにしろその中域を主体とした安定した音とトレースとで、少々針圧を増せば使いやすいことこの上なしだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
軽針圧時代に入るや、またたく間に世界のオートチェンジャーを独占に近いほどの普及ぶりで、デュアル最高級チェンジャー。マニュアルプレーヤー以上ともいえる高い信頼性。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
プレーヤーシステムは、ある意味でシステム全体の基本的品質の支えとなり、音の入口としての重要性がいわれ評される。しかしプレーヤーとして今日望まれるのは、こうした基本的条件以上のプラスアルファ的良さも選ぶものにとって大切なファクターだろう。たとえば扱いやすさ、便利さなどがオートマチック機構やその延長ともいえるチェンジャー、さらに完全なるオートメカニズムにある。そして音楽を楽しむ者にとって使うこと自体をも楽しめるようなデザインであろう。つまり夢を託したくなるのが現代のプレーヤーシステムだ。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
375相当プロ仕様が2440。かつてはコンシュマー用との間に高域の鮮かさとより高エネルギーとで差があったが、今やコンシュマー用も向上し、プロ用との差はすくない。
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
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ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「'75ベストバイ・コンポーネント」より
岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1975年2月発行)
「ベスト・バイ・コンポーネントとステレオ・システム紹介」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
ステレオ別冊「ステレオのすべて '75」(1974年冬発行)
「オーディオ製品紹介 1975」より
岩崎千明
スイングジャーナル 12月号(1974年11月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1974年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1974年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1974年6月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1974年6月発行)
「ベスト・バイ・コンポーネントとステレオ・システム紹介」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
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ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
国産品めいたこけ驚かし的なマルチユニットのちっぽけなブックシェルフ型から、これほどの魅力的な華麗鮮烈なサウンドが出てこようとは。無類の「音の良さ」を秘めたシステムだ。一般のブックシェルフにありがちな重苦しい低音も、またそれを避ける結果しばしばみられるふぬけた超低域もこれにはない。レベルを上げてもくずれない低域は力強く冴え瑞々しいほどの中音から高音の迫力とよくバランスし、抜群の広帯域感が溢れる。
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)
特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1974年5月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1974年4月発行)
「AUDIO IN ACTION」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1974年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1974年3月発行)
「ベスト・バイ・コンポーネントとステレオ・システム紹介」より
ケンソニックP-300が我家で鳴り出してから、すでに数週間になるが、音といい、外観といい、その風格たるやそこに居並ぶ数多いアンプと隔然たる違いをみせて、いままでにないサウンド・スペースを創り出している。
まず、従来の国産品のイメージを打破って、国際級のオーディオ製品を作り出したケンソニックに、なにはともあれ拍手を送ろう。この数年、国産オーディオ製品の質的向上が著しく進んで、誰しもが世界市場における日本製品の品質の高さは認めるこの頃である。しかし(ここに又しても「しかし」が入る)日本製品の高品質は、その価格にくらべてという前置きが必らず入るのである。「この価格ランクの製品においては」最高なのである。このクラスという前置なしの、最高級では決してなかった。高いレベルのオーディオ・マニアを十分満足するようなそういう真の意味での高級オーディオ製品は高品質の高級品の多い日本製にも残念ながらない。いや、いままではなかった。
口惜しくも、また残念であったこの日本製オーディオ製品の現状を過去形にしてしまったのが、とりもなおさず今回のケンソニックの新製品なのである。
ケンソニックの新製品、パワー・アンプP-300およびプリ・アンプC-200は、それ自体きわめて優れた製品であることは間違いないがその示す優秀さというよりも、この製品が市場に送り出されたことの真の意味、その価値は、日本製品の立場を世界のトップ・ランクに引き上げというただこのひとつの点にあるといえる。価格23万円なりのパワー・アンプP-300、C-200は16万5千円と、ともに従来の国産品の水準から見るとかなり高い。かなり高いこの価格以上のものが、かつてないわけではなく、テクニクスのプリ・アンプ、パワー・アンプの超高級製品10000番シリーズの45万円、50万円合せて95万円という製品がケンソニックに先立つこと1年余りで存在しているが、あまり私も含めマニアでも身近に接する機会が少くないような気もする。しかし、ケンソニックの場合は、企画段階から海外市場をも強く意識したプラニングがされ、諸仕様が作られた上、海外への前宣伝までもすでに手を打たれたと聞く。いまこうして実際に製品を手にしても、前宣伝のごとく商品として、価値の高さを、確かさをケンソニック新製品にみるのである。
ケンソニックの優秀性は、まずなによりも単なる日本市場ということではなしに、こうした世界市場を意識した上での、つまり世界の超高級製品を相手とした上での高級アンプとして企画した製品という点にあるといえよう。これはとりもなおさず、世界の一流品と肩を並べることを意識した製品であり、こういう姿勢から作られたオーディオ製品は少なくとも日本ではケンソニック以前にはない。
その自負とプライドとがまず製品のデザインにはっきりとうかがえる。なんのてらいもハッタリもないきわめてオーソドックなパネルながら、そのパネル表面とツマミの仕上の中に豪華さというにいわれる格調高さとが浸みでている。ハッタリがないだけに、それはとり立てる特長もないが、かたわらにおいて接すると、その良さ、持つことの満足感がしみじみと感じられる、という類いの風格だ。
ハイ・パワーの高級アンプに求めるもの、それに対して期待するものはいかなるものにも増してこうした「満足感」であろう。今までの国産品では一流の海外高級品と肩を並べるだけのこの種の満足感、それをそばに置くだけで、それを自分のものにするだけでかもし出されるこうした満足感を備えている製品はかつてなかったのである。もう1つオーディオにおいて最も技術進歩が著しい分野がアンプであろう。トランジスタの開発、それに伴う回路技術が追いかけっこで日進月歩。新しい素子の開発によってきのうの新製品が数ヶ月を経ずして魅力が薄らぎ始める。それがアンプの持つ1つの宿命である。高級品においては、それだけ挑戦に耐える絶対的なものが備わっていなければならない。
「満足感」という言葉はケンソニックの大きな特長としてはじめから標榜している言葉だが、それはサウンドにおいてもっとも感じられるであろう。ゆったりと落ちついて力をみせずに、しかし、ここぞというとき底知れぬパワーを発揮する、という感じの響き方だ。なんの不安もなく、まったく信頼しきってスイッチを入れボリュームを上げられるアンプ、これがケンソニックのP-300でありC-200である。
P-300の音は、ひと口でいうと静かなときは静かだが、いったん音が出はじめると、これはもう底知れずに力強いという感じだ。底知れぬといういい方のアンプはサンスイのAU-9500で味わって以来のものだが、ケンソニックの場合は、もっと素直なおとなしさを感じさせ、力のこもった芯の強さを知らされる。ちょっと聴くと明るい輝きと受けとれるが、実は、これは立上りのすばらしく良いことに起因するハイ・パワー独特のサウンドで、音色はどちらかというとマッキントッシュのトランジスタ・アンプと共通の、ずっしりと落ちついたサウンドだ。
このパワー・アンプに配するプリ・アンプC-200は、これまたソフトなくらいに暖かみを感じさせるサウンドが最近のトランジスタ・アンプになれた耳には真空管プリ・アンプと共通の良さと知らされる。つまりそれはケンソニックのセパレート・アンプと同傾向の迫力と輝きとを兼ねそなえているので、これを生かすことが上手な使い方といえよう。となると、真にハイクオリティーの高級オーディオ製品ならなんでもよいといえよう。
そこでまず第1に考えられるのは、過去の管球アンプ用として作られた最高のスピーカー・システムとカートリッジであろう。現実に我家でP-300を接いだことによってこの数年来のメイン・システムJBLハークネスは輝きと迫力とを格段と増したことを報告しよう。つまりP-300が我家の目下主力アンプとなって存在するわけだ。しかしまた優れたアンプが常にそうであるように、バスレフ構造のベロナに組入れたD130+075もいままでにない信じられないほどに朗々と鳴響いたし、なんと12年前に作られたAR2もいままでにないくらいに素直な張りをもった鳴り方でいまさらながらびっくりした。こうしたことを身をもって試したあとでスピーカーとして数多いなかから、ただ1つを選び出そうというのは所詮無理とは思いつつ厳しく選んだのが次のシステムだ。
JBLはプロ・シリーズのバックロード・ホーンの4530、ユニットはいわずと知れたD130(又は130Aウーファーでもよいが)ネットワークはプロ用3115といわず一般用のルX5を用いてホーンは375ユニット・プラス509/500のホーン・プラス・デュフユーザー。つまり2ウェイのシステムだ。もしバックロード・ホーンがなければ自作でもよい。いや、平面バッフルだって、それなりのバックロード・ホーンにない低域から中域にかけて立上りの良さが抜群だ。
もし、高域ののびにせっかくの市費-200+P-300の特長がうすれるというのなら1μFのコンデンサーを通してのみで075をつないだ3ウェイもよかろう。カートリッジにはオルトフォンSPU-GT。もしMM型がよいのならM15Eスーパーこそ絶対だ。
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1974年3月発行)
「AUDIO IN ACTION SP-505J、707Jのシステム・アップ」より
岩崎千明
ステレオサウンド 30号(1974年3月発行)
「現在のマジックボックス オートチェンジャー」より
岩崎千明
ステレオサウンド 30号(1974年3月発行)
「現在のマジックボックス オートチェンジャー」より
岩崎千明
ステレオサウンド 30号(1974年3月発行)
「現在のマジックボックス オートチェンジャー」より
BSRはオートチェンジャーの専門メーカーとして、ガラードと並び、世界でもっとも長いキャリアを誇りしかも現在では象徴的存在たるガラードを抜き去って、世界一の生産台数を謳い、5万の人員を擁して大規模な形態を整え、英国バーミンガムきっての企業である。
その業績内容の優れた発展ぶりは、全英企業中にあってここ数年三位とは下ることなく、昨年は米国の音響メーカーとして意欲的なADCをも傘下に収めるという躍進は、凋落著しい英国企業中にあってひときわ目立ち輝く存在といえよう。
かつての強力なライバルたるガラードを抜き去った底力はといえば、それはやはりオートチェンジャーのメカニズムに対する意欲的な技術と開発力そのものにあったのである。
その優れた技術と、ハイファイ製品特有の企画性のうまさを端的に示しているのが、製品中の最高機種たる810Xである。
全体はメカニックな端正な直線と、黒の艶消しの品の良い豪華さを強調した仕上げでまとめられ、まったくいや味なく高級感を品良くかもし出して、しかも堂々たる風格すらにじむ完成度の高いデザインだ。
全体にかなり大きい感じを受けるものは、その長くスラリと横たわるアームのせいだろう。ヘアラインの磨き仕上げのストレートな角パイプアームは、実効長21・5cmと見た目だけでなく、全長も29・9cmとチェンジャーとしては長いものだ。
さらにこのアームを視覚的に長く仕立てているのは、カウンター・バランス・ウェイトのスライド範囲が前後に長いためで、これは国産のサテン、オルトフォンSPUなどの自重の重いカートリッジから最近の軽いものまでを、自由に組み合わせることを意味する。
グレースのアームでおなじみのメカで、ジャイロ機構とも呼ばれる上下左右ボールベアリングのジンバル支持マウントは、針圧調整をも内蔵して、マイクロギアーによって0gから4gまでを直読式で加圧でき、目盛は大きくみやすく実用上の狂いが少ない。このメカニズムがチェンジャー中でも、特に優れたBSRのアームのもっとも大きな特長ともいえるだろう。
アンチ・スケーティング機構も内蔵され、より大きな力を要する楕円針の場合と丸針の場合との二重目盛になっていて、アーム基部にツマミを配置している。
この810Xで特筆できるのは、なんといってもオートプレイの動作自体が高級プレーヤーたるにふさわしく、正確かつ優雅といえるほどにゆったりとスマートな物腰にある。
長いアームの動作は、ひとつから次に移るくぎりの停止がピタリと決まっていて、少しも機械とかロボット的な感じを残していないことだろう。これは日本舞踏とかバレーの動作を思わすほどだ。
それは全体の動作がゆっくりしている点にあるが、特にアームの上下の動きは独特のオイルによるもので、息をつめて操作しているという感じだ。
だから、演奏のスタートから音溝に針先のすべり込むまでの時間はやや長いほうで、実測で18秒かかる。この悠々と、しかし正確きまわりない動作こそ、かつてのガラードに変り、BSRの高級機種たる810Xがコンシューマーレポートの最上位のひとつにランクされる理由となったのであろう。
申し遅れたが、810Xは710と共に英国製では数少ないセンタースピンドルのみでレコード6枚を受け止める構造で、落下システムは直線的な細い外径6・6mmというスピンドル内に収められている。
ただ演奏が終ってレコードを外そうとする時、スピンドルを外して行なうというのは、スピンドルを再び通すよりは素早くできるかもしれないが、そうではないのがわかっていながら、何かこわれないかというイメージをもたれるのではないか気になる。
岩崎千明
ステレオサウンド 30号(1974年3月発行)
「現在のマジックボックス オートチェンジャー」より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1974年1月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1973年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1973年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル別冊「モダン・ジャズ読本 '74」(1973年10月発行)
「SP707J/SP505J SYSTEM-UP教室」よりジェイムス・B・ランシングが1947年米国でハイファイ・スピーカーの専門メーカーとして独立し、いわゆるJBLジェイムス・B・ランシング・サウンド会社としてスタートした時、その主力製品としてデビューしたのが38センチ・フルレンジスピーカーの最高傑作といわれるD130です。
さらに、D130を基に低音専用(ウーファー)としたのが130Aで、これと組合せるべく作った高音専用ユニットがLE175DLHです。
つまり、D130こそJBLのスピーカーの基本となった、いうなればオリジナル中のオリジナル製品なのです。
こうして20有余年経った今日でも、なおこのD130のけたはずれの優れた性能は多くのスピーカーの中でひときわ光に輝いて、ますます高い評価を得ています。今日のように電子技術が音楽演奏にまで参加することが定着してきて、その範囲が純音楽からジャズ、ポピュラーの広い領域にまたがるほどになりました。マイクや電子信号の組合せで創られる波形が音に変換されるとき、必ず、といってよいほどこのJBLのスピーカー、とくにD130が指定されます。つまり、他の楽器に互して演奏する時のスピーカーとしてこのD130を中心としたJBLスピーカーに優るものはないのです。
それというのは、JBLのあらゆるスピーカーが、音楽を創り出す楽器のサウンドを、よく知り抜いて作られているからにほかなりません。JBLのクラフトマンシップは、長い年月の音響技術の積み重ねから生み出され、「音」を追究するために決して妥協を許さないのです。それは、非能率といわれるかもしれませんし、ぜいたく過ぎるのも確かです。しかし、本当に優れた「音」で音楽を再現するために、さらに優れた品質を得るためには、良いと確信したことを頑固に守り続ける現れでしよう。
5.4kgのマグネット回路、アルミリボンによる10.2cm径のボイスコイルなど、その端的なあらわれがD130だといえます。
あらゆるスピーカーユニットがそうですが、このD130もその優秀な真価を発揮するには十分に検討された箱、エンクロージャーが必要です。とくに重低音を、それも歯切れよく鳴らそうというとホーン・ロードのものが最高です。(72年まではJBLに、こうした38cmスピーカーのためのバックロード・ホーン型の箱が、非常に高価でしたが用意されていました。)
そこで、JBL日本総代理店である山水がJBLに代ってバックロード・ホーンの箱を作り、D130を組込んでSP707Jが出来上ったのです。
つまり、SP707JはD130の優れた力強い低音を、より以上の迫力で歯切れよく再生するための理想のシステムと断言できるのです。
あらゆる音楽の、豊かな低域の厚さに加えて、中域音のこの上なく充実した再生ぶりが魅力です。
刺激のない高音域はおとなしく、打楽器などの生々しい迫力を求めるときはアンプで高音を補うのがコツです。
SP505JはJBLのスピーカー・ユニットとして、日本では有名なLE8T 20センチフルレンジ型の兄貴分であり先輩として存在するD123 30センチフルレンジを用いたシステムです。
D123は30センチ型ですが、38センチ級に劣らぬ豊かな低音と、20センチ級にも優る高音の輝きがなによりも魅力です。つまり、D130よりもひとまわり小さいが、それにも負けないゆったりした低音、さらにD130以上に伸びた高域の優れたバランスで、単一スピーカーとして完成度の一段と高い製品なのです。
D123のこうした優れた広帯域再生ぶりを十分生かして、家庭用高級スピーカー・システムとしてバスレフレックス型の箱に収め、完成したのがSP505Jです。
ブックシェルフ型よりも大きいが、比較的小さなフロア型のこの箱はD123の最も優れた低音を十分に鳴らすように厳密に設計されて作られており、この大きさを信じられないぐらいにスケールの大きな低域を再生します。
このSP505Jも、SP707Jも箱は北欧製樺桜材合板による手作りで、手を抜かない精密工作など、あらゆる意味で完全なエンクロージャーといえます。
JBLスピーカー・ユニットの中で、フルレンジ用として最も優秀な性能と限りない音楽性とを併せ備えた名作がこのLE8T 20センチ・フルレンジ型です。
この名作スピーカーを、理想的なブックシェルフ型の箱に収めたものがSP-LE8Tです。かって、米国においてJBLのオリジナルとして、ランサー33(現在廃止)という製品がありましたが、そのサランネットを組格子に変えた豪華型こそSP-LE8Tです。
シングルスピーカーのためステレオの定位は他に類のないほど明確です。高級家庭用として、また小型モニター用として、これ以上手軽で優れたシステムはありません。
個性あるSP707J・505Jへのグレードアップ
より完璧なHi-Fiの世界を創るチャート例
075の追加
D130と075の組合せはJBLの030システムとして指定されており、オリジナル2ウェイが出来上ります。ただオリジナルではN2400ネットワークにより、2500Hzをクロスオーバーとしますが、実際に試聴してみると、N7000による7000Hzクロスの方がバランスもよく、楽器の生々しいサウンドが得られます。シンバルの響きは、鮮明さを増すとともに、高域の指向性が抜群で、定位と音像の大きさも明確になります。さらに、高域の改善はそのまま中域から低域までも音の深みを加える好結果を生みます。
LE175DLHの追加
D130と並びJBLの最高傑作であるこのLE175DLHの優秀性を組合せた2ウェイは、D130の中音から低音までをすっかり生き返らせて、現代的なパーカッシブ・サウンドをみなぎらせます。鮮烈、華麗にして、しかも品位の高い迫力をもって、あらゆる楽器のサウンドを再現します。
オーケストラの楽器もガラスをちりばめたように、楽器のひとつひとつをくっきりと浮び出させるのです。空気のかすかなふるえから床の鳴りひびきまで、音楽の現場をそのまま再現する理想のシステムといえます。
LE85+HL91
LE175DLHにくらべ、さらに音の緻密さが増し、音の粒のひとつひとつがよりくっきりと明確さを加えて浮んでくるようです。LE175DLHにくらべて価格の上で20%も上るのですがそれでも差は、音の上でも歴然です。
もし、ゆとりさえあれば、ぜひこのLE85を狙うことを推めたいのです。LE175DLHでももはや理想に達するので、LE85となるとぜいたくの部類です。しかし、それでもなおこの高級な組合せのよさはオーディオの限りない可能性を知らされ、さらにそれを拡げたくなります。魅力の塊りです。
HL91
D130単体のSP707Jはこのままではなく、最終的にぜひ以上のような高音ユニット3種のうちのどれかひとつを加えた2ウェイとして使うことを推めたいのです。2ウェイにグレードアップしてSP707Jの魅力の真価がわかる、といってよいでしよう。
D130だけにくらべ、そのサウンドは一段と向上いたします。いや、一段とではなく、格段と、です。
2ウェイになることによってSP707Jはまぎれもなく「世界最高のシステム」として完成するのです。
LE20を加える場合
D123のみにくらべ俄然繊細感が加わり、クリアーな再生ぶりは2ウェイへの向上をはっきりと知らせてくれます。ソフトな品の良い迫力は、クラシックのチェンバロのタッチから弦のハーモニーまで、ニュアンス豊かに再現
します
しかも、JBLサウンドの結集で、使う者の好みの音を自由に出して、ジャズの力強いソロも際立つ新鮮さで、みごとに再生します。全体によくバランスがとれ、改善された超高域の指向性特は音像の自然感をより生々しく伝えるのに大きくプラスしているのを知らされます。
075を加える場合
LE20にくらべてはるかに高能率の075はネットワークのレベル調整を十分にしぼっておきませんと、高音だけ遊離して響き過ぎてしまいます。D123の深々とした低音にバランスするには高音は控え目に鳴らすべきです。
ピアノとかシンバルなどの楽器のサウンドを真近かに聴くような再生は得意でも、弦のニュアンスに富んだ気品の高い響きは少々鳴りすぎるようです。
LE175DLHを加える
LE175DLHも075も同じホーン型だが、指向性のより優れたLE175DLHの方がはるかに好ましい結果が得られ中音域の全てがくっきりと引き締って冴えた迫力を加えます。楽器のハーモニーの豊かさも一段と加わり、中音の厚さを増し、しかもさわやかに響きます。
075のときよりもシンバルのプレゼンスはぐんと良くなって、余韻の響きまで、生々しさをプラスします。
クロスオーバーが1500Hzだから、中音まで変るのは当り前だが、中音の立ち上りの良さとともにぐんと密度が充実して見違えるほどです。
D123をLE14Aに
高音用を加えて2ウェイにしたあとさらに高級化を狙って、D123フルレンジを低音専用に換えるというのが、このシステムです。LE14Aはひとまわり大きく、低音の豊かな迫力は一段と増し、小型ながら数倍のパワーフルなシステムをて完成します。
プロ用の厳しい性能を居間に響かせる
新しい音響芸術の再生をめざすマニアへ
プロフェッショナル・シリーズについて
いよいよJBLのプロ用シリーズが一般に山水から発売されます。プロ用は本来の業務用としてギャランティされる性能が厳しく定められており、コンシューマー用製品と相当製品を選んで使えば、超高級品として、とくに優れたシステムになります。
例えばD130と2135、130Aと2220A、075と2405、LE175DLHと2410ユニット+2305ホーンで、それぞれ互換性があります。
しかし、一般用としてではなくプロ用シリーズのみにあるユニットもありそれを用いることは、まさにプロ用製品の特長と優秀性を最大に発揮することになります。
高音用ラジアル・ホーン2345と2350
ラジアル・ホーンは音響レンズや拡散器を使うことなしに、指向性の優れた高音輻射が得られるように設計され、ずばぬけた高能率を狙ったJBL最新の高音用です。
ホーンとプレッシュア・ユニットとを組合せて高音用ユニットとして用います。プレッシュア・ユニットにはLE175相当の2410、LE85相当の2420があり、さらに加えて一般用として有名な中音ユニット375に相当するプロ用として2440が存在します。
2410または2420をユニットとしラジアル・ホーン2345を組合せた高音用は、従来のいかなるものよりも強力な迫力が得られ、とくに大きい音響エネルギーを狙う場合、例えばジャズやロックなどを力いっぱい再現しようという時に、その優れた能力は驚異的ですらあります。
ラジアル・ホーン2350は、2390と同様に500Hz以上の音域に使用すべきホーンで、音響レンズつきの2390に匹敵する優れた指向特性と、より以上の高能率を誇ります。
本来、中音用ですが、2327、2328アダプターを付加すれば、高音用ホーンとして使えます。
この場合は、LE85相当の2420と組合せてカットオフ500Hz以上に使えるのです。拡がりの良い、優れた中音域を充実したパワーフルな響きで再現でき、従来のJBLサウンドにも優る再生を2ウェイで実現できるのです。
2350または2390+2327(2328)アダプター+2420ユニットというこの組合せの高音用はJBLプロ用システムの中に、小ホール用として実際に存在しています。
この場合の低音用はSP707Jと全く同じ構造のバックロード・ホーンに130Aウーファー相当の2220Aが使用されネットワークはN500相当の3152です。
2205ウーファーに換える場合
プロ用シリーズ特有のパワーフルな低音用ユニットが、この2205で、一般用にLE15Aの低音から中音域を改良したこのウーファーは150W入力と強力型です。
プロ用ユニットを中高音用として用いた場合の低音専用ユニットとして2205は注目すべきです。SP707JのユニットD130を2205に換えたいという欲望はオーディオマニアなら誰しも持つのも無理ありません。
2205によって低音はより深々とした豊かさを増し、中域の素直さは格別です。とくに気品のある再生は、現代JBLサウンドの結晶たる面目を十分に果しましよう
2220と2215ウーファー
SP707JのD130はフルレンジですが、プロ用シリーズの38センチウーファーとして2220があり、130A相当です。100Wの入力に耐える強力型で、130Aに換えるのなら、ぜひこの2220を見逃すわけにはいきません。またLE15Aのプロ用として2215があります。
以上2205と2220ウーファーは、末尾のAは8Ω、Bは16Ω、Cは32Ωのインピーやンスを表します。2215Aは8Ω、Bは16Ωです。
プロ用の高音ユニットは全て16Ωなのでもし正確を期すのでしたら、ウーファーも16Ωを指定し、プロ用の16Ω用ネットワークを使うべきです。
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1973年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1973年6月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1973年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1973年2月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
菅野沖彦
スイングジャーナル 2月号(1973年1月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 12月号(1972年11月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '73(1972年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ28選」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '73(1972年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ28選」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '73(1972年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ28選」より
岩崎千明
スイングジャーナル臨時増刊モダン・ジャズ読本 '73(1972年秋発行)
「理想のジャズ・サウンドを追求するベスト・コンポ・ステレオ28選」より
岩崎千明
音楽専科 11月号(1972年10月発行)
「SENKA TEST LISTENING」より
岩崎千明
スイングジャーナル 8月号(1972年7月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1972年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1972年5月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1972年4月発行)
「SJ選定 best buy stereo」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1972年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1972年2月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 1月号(1971年12月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1971年10月発行)
「supreme equipment 世界の名器を探る」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1971年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1971年10月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1971年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1971年8月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1971年8月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 8月号(1971年7月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 8月号(1971年7月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル別冊「最新ステレオ・プラン '71」(1971年夏発行)
「Lo-D in jazz」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1971年6月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1971年5月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1971年4月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より
フィリッブスというメーカーはいうまでもなく、カセット・テレコでよく知られており、4チャンネル時代を迎える今日、その実用的なソースとしての未来性がますます注目されている。
しかし、メーカーとしての真のフィリップスの姿は、あまりに大きすぎてどう説明していいのかわからない。
戦前は、米国RCAと並んで全世界の市場を2分するほどの、エレクトロニクスと家電の大御所だった。ヨーロッパに君臨するこの大メーカーの規模は、戦後おとろえたとはいえ、米国フォーチューン誌において10位以内に入る世界のトッブ企業なのである。ちなみに日本の最大メーカーは新日鉄で、ほぼこれに匹敵する。
西洋音楽が芽生え、根を下し、今日の繁栄の地となったヨーロッパ大陸に地盤をおいたフィリップスの、音楽再生に対する技術は一般にはまだあまり知られてはいない。
しかし、カセット・テレコの例を持ち出すまでもなく、その分野において常に最高であり容易に他の追随を許すことはないほどに質的に高い。その上おどろくことに、その高水準の技術の所産がマニア用としてではなく一般用を目的の商品としてでも大成功をとげている事実はあまり例がない。見せかけでなく真に音楽に根ざした技術的所
産というべきだろう。
現在、市販のステレオ・カセットは国産品20機種以上にも上るが、その高級品とほぼ同価格のフィリップス製が「通」の間ではやはり人気ベストワンであることを知っておられるだろうか。外国製は割高というハンディをせおっているこの普及型カセットにおいてすらこの有様なのだ。
SJ誌試聴室において、偶然のことから眼にとまったごく目立たないカートリッジに PHILIPS という字をみて、私はトリオレーベルの本田竹彦トリオの音溝に針を落した。まったく期待のない時だっただけに、音の出た瞬間、痛烈なカウンターを喰ったようなショックを私は受けた。このピアノの音は、かつてオルトフォンに初めて接したときのように実に豊かで堂々としていた。しかも、録音本来の最大特長であるアタックの切れ込みの良さはほんのわずかも損なうことなく強烈だった。まさに、フル・コンサート・ピアノのスケールに、そのままというか、目の前2mぐらいで演奏しているエネルギーが室内に満ちた。このアルバムにおさめられているピアノやドラムの激しいアタックはカートリッジのビりつきを露呈するのだが、ここでは実に安定し、フォルテの時にも微動だにせずトレースをやってのけたである。念のためビル・エヴァンスのアローンをかけた。
ヴァーヴ盤は、ギター・ソロがびりつきやすく、これがカートリッジのトレース特性のチェックにもってこいであるし、国産でこれを無難にやりとげるのはわずかしかない難物である。すでにどうにもならぬほど傷んだ個所を除き実に安定にトレースしたのだった。かくも「安定に」この難物をトレースしたカートリッジはシュアーV15II、エンパイア999を除いてはない。安定なのは音だけではなくトレース能力自体であることも明記しておこう。
ソフトなタッチでしかも強烈なアタックを刻明にうきぼりするこのフィーリングは、ごく最近手にした、ライカのレンズに対して感じたものとまったく同一のものである。そこには単に技術だけではどうにもとらえきれない「何か」がはっきりと存在しているのだ。
マニア用として、全く別系統のセクションで作られ、販売されるというこのカートリッジに、私は伝統を思い知らされ、羨望を感じたのである。
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1971年3月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1971年3月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「世界の名器を探る supreme equipment」より
岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「SJ選定《新製品》試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1971年1月発行)
「supreme equipment 世界の名器を探る」より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1971年1月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 1月号(1970年12月発行)
「supreme equipment 世界の名器を探る」より
岩崎千明
スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1970年8月発行)
「Summit Sound 世界の名器を探る」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1970年8月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1970年6月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 7月号(1970年6月発行)
「SJ選定《新製品》試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1970年5月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1970年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1970年3月発行)
「SJ選定 best buy stereo」より
岩崎千明
スイングジャーナル 4月号(1970年3月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 3月号(1970年2月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1970年1月発行)
「私とジムラン」(サンスイ広告)より
岩崎千明
スイングジャーナル 2月号(1970年1月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 1月号(1969年12月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 1月号(1969年12月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1969年10月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 11月号(1969年10月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1969年9月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 10月号(1969年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1969年8月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 9月号(1969年8月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 8月号(1969年7月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1969年5月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より
岩崎千明
スイングジャーナル 6月号(1969年5月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1969年4月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より
岩崎千明
スイングジャーナル 5月号(1969年4月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より